日産、デトロイトショーでミニバンコンセプトカー「フォーラム」を披露:+D Style News
日産自動車が、北米国際自動車ショーに7人乗りミニバンのコンセプトモデルを出展する。特殊なスライドドアアームでスライドレールをなくすなど、新技術を投入。
日産自動車は12月19日、米デトロイトで1月13日から開催される北米国際自動車ショー(デトロイトモーターショー)に、7人乗りミニバンのコンセプトモデル「フォーラム」(FORUM)を出展すると発表した。
家族向けのミニバンをテーマに開発し、新技術を投入したコンセプトモデル。環境に配慮したクリーンディーゼルエンジンと、エクストロニックCVTを組み合わせ、走りと環境性能の両立を図っている。
エクステリアは低重心で安定感のあるフォルムに加え、特殊なスライドドアアームを採用することでボディ側面のスライドレールをなくし、スタイリッシュに仕上げている。インテリアは、本革やアルミ、木目などを組み合わせ、上質感を演出した。
90度まで開くフロントドアや、大開口のスライドドア、Bピラーレス構造などにより乗り降りのしやすさを追求している。また2列目のシートには180度回転可能なマルチポジションシートを採用し、窓側に90度向けることで室内からスポーツ観戦を楽しんだり、180度回転させて3列目と向き合ったシートポジションにできるなど、使い勝手に配慮した。天井にはガラスルーフを採用し、開放感のある室内となっている。
そのほか2/3列目の様子を運転席から確認できるシートモニターカメラや、ドライバーの声をワンタッチで車内スピーカーから流すことができるシステムなども採用した。また同車のモデル「エルグランド」で初採用した、4つのカメラ映像を組み合わせ車両を見下ろしたような映像を表示する「アラウンドビューモニター」を搭載し、駐車時の利便性を向上させている。
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