VW「パサート」シリーズ、新グレード追加と価格改定:+D Style News
VWのセダン「パサート」に新グレード「パサート 2.0TSI スポーツライン」が設定された。加えて、既存グレードの仕様及び価格も変更される。
フォルクスワーゲン グループ ジャパンは8月21日、セダン「パサート」の新グレードとして「パサート 2.0TSI スポーツライン」を設定し、販売開始した。価格は410万円。また、既存モデルの仕様と価格も変更され、「パサート V6 4MOTION」は492万円(従来の42万円高)、ワゴンタイプの「パサート ヴァリアント V6 4MOTION」は512万円(同46万円高)で同日より販売される。
従来のグレード「パサート 2.0T」に替わり登場したパサート 2.0TSI スポーツラインは、5月に発売されたワゴン「パサート ヴァリアント 2.0TSI スポーツライン」のセダンバージョン。2リッターTSIエンジンを搭載することで、燃費を従来のリッター10.4キロからリッター10.6キロに向上させている(10・15モード)。装備面ではバイキセノンヘッドライトとレザーシートを標準装備に採用。価格は、パサート 2.0Tと比べ37万円高となっている。
シリーズの上位グレードであるパサート V6 4MOTION、パサート ヴァリアント V6 4MOTIONには、新たな装備としてパドルシフトやマルチファンクションステアリングホイール、ダンパーの減衰力特性やステアリング特性を変更できるアダプティブシャシーコントロール“DCC”、ETC車載器や地上デジタルチューナーを標準装備するHDDナビゲーションシステム「RNS 510」、iPodやUSBデバイスをナビで操作できる「MEDIA-IN」、リヤビューカメラ、車両前後の障害物との距離を知らせるオプティカルパーキングシステムなどを採用した。
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