3分で分かる、スーツで好印象を与えるポイント
あなたは第一印象をどのくらい重視しているだろうか? ビジネスパーソンであれば第一印象は重要だが、「スーツは適当に選んでいる」といった人もいるはず。そこでスーツで好印象を与えるポイントを紹介しよう。
ビジネスシーンで第一印象が重要なことは言うまでもない。しかし「なんとなくスーツを着ている」といった人も少なくないのでは。やはり自分で考え、選ぶことで“着こなしている”と言えるのではないだろうか。
前回はスーツをうまく着こなすポイントとして「ブリティッシュ」「イタリアン」「アメリカン」と、それぞれのスタイルに合うタイプを紹介した。今回は、どういったスーツが好印象を与えるのか、といったことを紹介しよう。
スーツ選びのポイントは3つ
まずスーツの色は、どのようにして選んでいるだろうか? 「黒色が好きだから」「ストライプだと身体が細くみえるので」といった理由で、選んでいる人もいるだろう。そこでイメージコンサルティングサロン ユミの福島由美さんに聞いた。
「スーツ選びのポイントは3つで、色・形・柄です。まず色ですが、濃紺またはダークグレーがベスト。黒でも大丈夫ですが、ややフォーマルな印象を与えるでしょう。
次に形ですが、最近の流行を考えると、やはりシングルがオススメ。肩がソフトに上がっているイタリアンスタイルよりも、肩がしっかり上がっているブリティッシュスタイルの伝統的な3つボタンのシングルがいいでしょう」と話す。
最後にスーツの柄については、どういったモノが好印象を与えるのだろうか。「柄は無地、ストライプ、チェックなどがありますが、やはり基本は無地。あまりコントラストの激しくないものであれば、ストライプも洗練された雰囲気を出すでしょう」
うまく着こなすコツ
ブリティッシュタイプの3つボタン、色は濃紺かダークグレー、柄は無地――。これが好印象を与えるスーツと言えるが、着こなしが悪ければダメ。そこでうまく着こなすコツを聞いた。
「着丈はお尻がちょうど隠れるくらいがベスト。ワイシャツの襟はスーツから1.5センチほど出るのが基本です。袖丈ですが、ジャケットは手首のくるぶしあたり、ワイシャツはジャケットより1〜1.5センチ見せるのが良いでしょう。また裾の長さは、靴のかかとが半分隠れるぐらいが目安です」
ただ接待が多く、靴を脱ぐ機会が多い人は裾を少し短くした方がいいかも。また電車に座っている時などに、ズボンと靴下の間からすね毛が出ている人を見かける……。さすがに見苦しいので、少し長めの靴下をはいた方がいいかもしれない。
福島由美さんのプロフィール
1976年東京都世田谷区生まれ。青山学院大学経営学部経営学科卒業、1998年株式会社リクルートに入社。
マーケティング局販売促進部、リクルートスタッフィング(出向)を経て、「ケイコとマナブ」など広告企画営業を務める。2006年、株式会社リクルートエージェントに入社。キャリアアドバイザーとして幹部層の転職支援を行う。
現在はイメージコンサルティングサロン ユミの主宰。イメージコンサルタントとして、パーソナルカラー診断、骨格タイプ別ファッションコーディネートなどを行う。ブログ:http://ameblo.jp/fukushimayumi/
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