特集:あなたの知らない香港、深セン:夏休みは海外へ(4/4 ページ)
香港へ旅行にいくとしたら、あなたはどんなプランを立てるだろう? グルメ、買い物、街歩き……もし2回目以降なら“それ以外”の楽しみも堪能したいもの。ここでは香港&深センで味わえる、穴場スポットを3つ紹介する。
ホテルの最上階である41階とその下の40階の2フロアを使って展開するチュアンスパの館内には、合計10室のトリートメントルームを完備。オリエンタルな雰囲気を演出したデザインの館内に一歩足を踏み入れただけで、その雰囲気に癒されること間違いなしだ。
60以上あるというスパサービスメニューの中から、筆者は初心者に人気のコース「チュアン・ハーモニー」を選択。これは、オリジナルブレンドのアロマオイルを使って体のバランスと調和を回復させるマッサージセラピー「チュワン・エレメント・マッサージ」の中の1コースだ。
日本人女性のプロセラピストがいるのも特徴。アロマオイルを使ったマッサージで体のバランスと調和を回復させる(右上)。施術後は、リラクゼーションルームで中国茶を味わいながら、ホテル最上階から眺める香港の景色を堪能しよう(右下)
約60分の施術で825HKドル(約1万500円)と値頃感のある価格。日本と比べて激安! というわけではないが、この料金にはフィットネスジムやプールなどホテルのスポーツ施設利用料も含まれている。さらに、各種の中国茶を味わいながらベッドでゆっくり休めるリラクゼーションルームやジャグジーなどの施設も、時間を気にせず利用できることを考えると、非常にお得な料金設定といえるだろう。なお、カップルでの利用は同コースの場合1475HKドル(約1万8800円)と約10%引きになる。
ホテル屋上にある温水プールには、水中で音楽が流れる「Under Water Music System」が装備されており、音楽を肌で感じながら泳ぐことができる(左)。どうせならホテルに滞在してゆっくりと癒し体験を満喫したい。モダンさと優雅さを味わえるランガムプレイスホテルの客室(右上)。スパで体と心が癒され、お腹が空いてきたら、ミシュラン認定のおいしい中華を堪能してみては(右下)
7月1日から7月5日まで、六本木ヒルズで「香港ウィーク」
香港に行ってみたいけど、まだ休みの予定が……そんな人にオススメなのが、日本で開かれる香港関連イベントだ。
実は2009年は、日本香港観光交流年。日本人の国外渡航自由化45周年であり、香港人が90日以内の滞在なら訪日ビザが不要になってから5周年であることを記念して、日本と香港の両方でさまざまなイベントが行われている。
7月1日〜5日にかけては、2009日本香港観光交流年記念のメインイベント「香港ウィーク」が六本木ヒルズで開かれる。期間中イベント会場では香港公式ガイドブックを無料で配布するほか、夜景写真家・丸田あつし氏による写真展「香港夜景写真展〜COLOR OF WONDER」や、各国のワインを無料で試飲できる「香港フード&ワイン・イヤー」などが開かれる。
このほかにも「太極拳教室」「キャセイパシフィックのユニフォームファッションショー」「香港ポリスバンドバグパイプ演奏」など、さまざまなステージイベントや、セミナーが目白押し。香港訪問を考えている方は、六本木ヒルズで一足先に香港気分を味わってみては? イベントの詳細はこちらから
- 7月3日 香港キャリアレディースセミナー(有料)
- 7月4日 香港フード&ワイン・イヤーセミナー(有料)
- 7月4日 イーキン・チェン(鄭 伊健)×崔洋一監督×アクション監督・谷垣健治さんトークショー
- 7月5日 香港夜景セミナー(無料)
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