カシオ、薄型タフネスデジカメ“EXILIM G”「EX-G1」
腕時計「G-SHOCK」を連想させるスポーティーなフォルムとタフネス性能を兼ね備えたデジタルカメラ“EXILIM G”「EX-G1」がカシオ計算機から登場。
カシオ計算機は耐水・耐衝撃・防じん性能を備えたデジタルカメラ“EXILIM G”「EX-G1」を1月29日より販売開始すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格は4万円前後。
同社腕時計「G-SHOCK」を連想させるスポーティーなフォルムと、タフネス性能を兼ね備えたデジタルカメラ。IPX8およびIPX6相当の防水性能(水深3メートルで60分の連続使用が可能、あらゆる方向からの直接噴流に耐える)とIPX6X相当の防じん性能、2.13メートルからの落下試験に耐える耐衝撃性能、マイナス10度という低温環境での利用に耐える耐低温性を兼ね備える。
これらのタフネス性能を実現するため、ボディはステンレス製アウターボディとガラス繊維で強化したポリカーボネート製インナーボディの2重構造としたほか、シャッターボタンに近いボディ側面には樹脂カバー、レンズ周辺には樹脂製リング、ストラップホルダーには亜鉛ダイキャストを採用するなど、各所に工夫を凝らした。また、こうした各所にタフネスさを高める工夫を凝らしながらも、「耐衝撃性能を備えたデジタルカメラとしては世界最薄」(同社)という19.9ミリ(突起部除く)のスリムボディも実現している。
撮影機能としては、一定間隔で静止画もしくは5秒間の動画を自動撮影するインターバル撮影や、シーンモード「水中」「スノー」「ビーチ」など、アウトドアシーンでの利用を想定した機能が多数用意されている。
撮像素子は1/2.3型 有効1210万画素CCDで、35ミリ換算38〜114ミリの光学3倍ズームレンズを組み合わせる。AVI形式(映像コーデックはMotionJPEG)の動画撮影機能も用意されており、848×480(30fps)/640×480(30fps)/320×240(15fps)の3モードより選択できる。メディアはmicroSD/SDHCメモリーカード。サイズは103.5(幅)×64.2(高さ)×19.9(奥行き)ミリ、約135グラム(本体のみ)。
関連記事
- 2010 International CES:GPSにフルHD、進化するデジタルカメラたち
International CES 2010の会場では、デジタルカメラの新製品も多く発表されている。ここではデジタルカメラの注目製品をピックアップする。 - カシオ、カードボディに裏面照射CMOSの高速連写デジカメ「EX-FC150」
カシオ計算機はカードサイズのボディで高速連写可能なデジカメ“HIGH SPEED EXILIM”「EX-FC150」を発売する。新たに裏面照射CMOSを採用することで画質を高めた。 - 裏面照射CMOS採用、画質を高めた20倍ズーム“HIGH SPEED EXILIM”「EX-FH25」
高速連写可能な“HIGH SPEED EXILIM”に、感度を従来比約2倍に高めた裏面照射型CMOSセンサー搭載の“HIGH SPEED EXILIM”「EX-FH25」が登場。 - ペットでも風景でも自動でピントあわせ:カシオ、被写体を自動検出する“EXILIM”「EX-Z450」「EX-Z90」
カシオ計算機がデジタルカメラ“EXILIM”の新製品「EX-Z450」「EX-Z90」を発売。被写体の種類を問わず、自動的にピントと露出あわせを行う「さがしてフォーカス」機能を搭載する。 - ガチャピン&ムックと“動く写真”が撮れるイベント
夏のお台場で、自分の写真にガチャピンやムックなどを合成した“動く写真”を楽しめるイベントをカシオが開催。 - 実機インプレッション:“超高速”を気軽に持ち運ぶ1台 カシオ“HIGH SPEED EXILIM”「EX-FS10」
カシオ計算機「EX-FS10」は、“HIGH SPEED EXILIM”を冠する同社製品の中で最も薄く、軽量な1台。光学レンズ倍率こそ控えめだが、厚みが抑えられており、“超高速連写”を気軽に携帯できる。 - カシオ、「ダイナミックフォト」がPCで楽しめるソフトを配布
カシオ計算機が「ダイナミックフォト」をPC上で楽しめるソフトウェアを無料で提供開始した。店頭では、本ソフトと素材をセットしての配布も行われる。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.