カシオ、カードボディに裏面照射CMOSの高速連写デジカメ「EX-FC150」
カシオ計算機はカードサイズのボディで高速連写可能なデジカメ“HIGH SPEED EXILIM”「EX-FC150」を発売する。新たに裏面照射CMOSを採用することで画質を高めた。
カシオ計算機は11月16日、デジタルカメラ“HIGH SPEED EXILIM”「EX-FC150」を11月27日より販売開始すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格は4万円前後。
カードサイズのボディに超高速連写機能を搭載した“HIGH SPEED EXILIM”「EX-FC100」の後継モデル。新たに撮像素子を従来製品比で感度約2倍という裏面照射型CMOSセンサーとし、連写性能を保ちながら画質の向上を狙った。CMOSセンサーの有効画素数は1010万画素で、サイズは1/2.3型。
レンズは35ミリ換算37〜185ミリの光学5倍ズームレンズで、イメージセンサーシフト式の手ブレ補正機構も搭載する。連写は最高で3456×2592ピクセル/秒間40枚の撮影が可能となっており、最大1000fpsのハイスピード撮影機能もFC100譲りだ。30fpsでの通常動画撮影中に、240/120fpsの高速撮影を開始できるモードも用意している。動画のコーデックはMotionJPEGで、ファイルの拡張子は.AVIだ。
シャッターボタン半押し状態で撮影を開始する「パスト連写」も引き続き搭載。高速連写を利用した撮影機能としては、連写した画像の1枚だけを保存する「いち押しショット」や高速連写した画像をカメラ内で合成する「HS」機能なども備える。HSについては、夜間の人物撮影に便利な「HS人物と夜景」、3種類の露出の異なる写真を合成することで階調を広める「HSライティング」が新たに用意された。
背面液晶は2.7型(約23万画素)で、電源にはリチウムイオン充電池「NP-40」を使用し約300枚の撮影が行える。サイズは99.8(幅)×58.5(高さ)×28.8(奥行き)ミリ、約145グラム(本体のみ)。
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