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シグマは9月17日、開発表明を行っていたコンパクトデジタルカメラ「DP1x」を9月30日より販売開始すると発表した。
DP1xは既存機種「DP1s」と同じく、20.7×13.8ミリの大型CMOSセンサー「FOVEON X3」に専用設計された35ミリ換算約28ミリ/F4のレンズを組み合わせた。デジタル一眼レフ「SD15」にも搭載されている画像処理エンジン「TRUE II」の搭載により処理速度の高速化も図られ、また、同じくSD15に搭載されているAFE(Analog Front End)によって高感度画質の向上も向上させている。
背面には「QS」(クイックセット)ボタンが新設され、ISO感度やホワイトバランス、フラッシュ、測光など利用頻度の高い設定項目を素早く読み出せる。背面液晶のサイズは2.5型(23万画素)、サイズは113.3(幅)×59.5(高さ)×50.3(奥行き)ミリ、約250グラム(本体のみ)。
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