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「高級コンデジ」の現在地を確認する(後編)レビュー(2/3 ページ)

「高級コンパクト」と呼ばれる中でも利便性の高い構成となる「PowerShotG 12」「COOLPIX P7000」「GXR+S10」の3機種について、画質を比較する。で、ミラーレスか高級コンパクトはどっちを選ぶべきなのか?

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テレとワイドを比較

 レンズはPowerShot G12が35ミリ換算28〜140ミリ、COOLPIX P7000が同28〜200ミリ、GXR+S10が同24〜72ミリ。ワイド端の画角は、当然ながら24ミリ相当のGXR+S10が広々としている。テレ端は200ミリ相当のP7000がもっとも望遠。ホワイトバランスはいずれもオートだが、GXR+S10の色かぶりは気になるところ

photophotophoto 左からG12、P7000、GXR+S10のワイド端。G12の青空はちょっとわざとらしいほどだが、見栄えはいい。P7000はシャープでくっきりした描写。GXR+S10も描写自体は十分なレベルで、24ミリという画角は魅力
photophotophoto 同じく左からG12、P7000、GXR+S10のテレ端。G12とP7000はシャープで見栄えもいい。GXR+S10は少し残念な感じ

マクロ撮影とボケをチェック

 これら3機種は「高級コンパクト」として位置づけられており、絞り操作による背景ボケなど、マニュアル操作による撮影も楽しめるように設計されている。マニュアル撮影の例として、マクロ撮影時の写りを比較した。

photophotophoto G12でのマクロ撮影。左と中はワイド端で開放絞りともっとも絞った状態、右はテレ端の開放。最短撮影距離はワイド端は1センチから、テレ端は30センチから。開放絞り値はワイド端はF2.8、テレ端はF4.5。ただしF8まで絞れず、一眼レフと比べるとこの辺りは弱い
photophotophoto P7000のワイド端とテレ端でのマクロ撮影。最短撮影距離はマクロ時で2センチから、テレ端で80センチから。絞りはワイド端F2.8、テレ端F5.6からF8まで
photophotophoto GXR+S10のマクロ撮影。ワイド端は1センチから、テレ端は4センチからとマクロ撮影に強いのが特徴。開放F値はワイド端でF2.5〜F9.1、テレ端はF4.4〜F9.1

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