スタンダードモデルも60p記録 ハンディカム「HDR-CX180」
ハンディカム「HDR-CX180」はスタンダードモデルの位置づけながら、裏面照射型CMOSセンサー“Exmor R”や「Gレンズ」といった充実の装備で、1080/60p記録も可能となっている。
ソニーは1月13日、デジタルビデオカメラ“ハンディカム”の新製品としてスタンダードモデルの「HDR-CX180」を2月25日より販売開始すると発表した。32Gバイトのメモリを搭載しており、価格はオープン。実売想定価格は7万円前後。
ハンディカムシリーズ中ではエントリークラスに属する製品ながら、撮像素子に1/4型 総画素数420万画素の裏面照射型CMOSセンサー“Exmor R”、画像処理エンジンに「BIONZ」、35ミリ換算29.8ミリから(動画撮影16:9時)の「Gレンズ」を搭載した。
ズームは35ミリ換算29.8〜894ミリ(動画撮影16:9時)の光学30倍ズームレンズで、画角を小さくすることでズーム倍率を42倍まで向上させる「エクステンデッドズーム」機能も搭載された。手ブレ補正は光学式。歩きながらのワイド端撮影時に力を発揮する「アクティブ」モードも用意されている。
記録方式はAVCHDで、SD画質時にはMPEG-2 SPとなる。フルハイビジョンでの1080/60pでの記録にも対応しているが、1080/60p時はAVCHDに策定されていないために同社の独自規格となる。記録メディアは内蔵メモリのほか、メモリースティックDuoとSDカードが利用できる。
液晶は3型(16:9)23万画素のタッチパネル液晶を搭載しており、画面にタッチすることで被写体を追尾する「追尾フォーカス」も利用できる。
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映像も音もハイクオリティー。高性能を詰め込んだ小型モデル。価格は6万9800円(税込/予定)。
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