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iPhoneの映像も投映、プロジェクター内蔵デジカメ「COOLPIX S1200pj」
ニコンがプロジェクター内蔵デジカメの第3弾「COOLPIX S1200pj」を発売する。DLPの採用で60型までの大画面を投影できるほか、iPhoneやiPadの映像を投影することも可能となった。
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ニコンは8月24日、プロジェクター内蔵デジカメ「COOLPIX S1200pj」を9月22日より販売開始すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格は5万円前後。
昨年8月に発表されたプロジェクター内蔵デジカメ「COOLPIX S1100pj」の後継モデルで、プロジェクターの明るさを約40%向上させ、最大投映サイズは60型、最長投映距離も3メートル10センチまでとなった(S1100pjは47型、2メートル40センチまで)。プロジェクターの方式にはDLPが採用されており、光源が単色から3原色LEDになってことでコントラスト比は200:1以上、色域もsRGB比約100%と見やすさも大きく向上している。
S1000pjも付属ケーブルでパソコンとUSB接続すればパソコンの外部ディスプレイとしても機能したが、新製品では加えて、専用ケーブルを利用すればiPhoneやiPadなどへ保存されている映像の投映が行えるようになった。投映できるのは保存されている映像に限らず、iPhoneやiPadでYoutubeを再生すれば、その映像を大人数で楽しむこともできる。
カメラ部の機能はほぼ前モデルを踏襲しており、1/2.3型 有効1410万画素CCDに35ミリ換算28〜140ミリの光学5倍ズームレンズを組み合わせる。本体サイズは約107(幅)×63.4(高さ)×22.6(奥行き)ミリ、約186グラム。
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