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10の強化と改善、「DMC-LX5」に新ファームウェア
パナソニックは、コンパクトデジカメ「DMC-LX5」の機能拡張ファームウェアを提供開始した。適用することにより、画質や機能追加、操作性改善など多岐に渡っての改良が行われる。
パナソニックは9月13日、コンパクトデジタルカメラ「DMC-LX5」の機能拡張ファームウェアを提供開始した。バージョンはVer2.0で、適用することにより、画質や機能追加、操作性改善など多岐に渡っての改良が行われる。
- 「高感度低ノイズ」機能の搭載――ISO1600/3200時のノイズを低減
- AWB改善――低照度環境下でのオートホワイトバランス性能改善
- AF高速化――従来比約23%のAF高速化
- 手ブレ補正「アクティブ」モード――歩きながらの動画撮影における手ブレを抑制
- 液晶画質調整――メニューに「液晶調整」項目追加。好みの画質を設定可能に。EVF「DMW-VF1」装着時にはEVF画質も調整可能に
- 「マイカラーモード」拡張――「ジオラマ」追加
- 長時間露光設定の追加――シャッタースピードを最長250秒まで設定可能に
- MF操作改善――ワンショットAF時にMFレバーを表示、カーソルキーでのMF操作を可能に
- AFエリア枠保持――利用者がAFエリア枠の位置や大きさを変えた際、再起同時にもその情報を保持する
- AE/AFロック改善――AE/AFロックをしたまま、連続してのシャッター操作が可能に
DMC-LX5は2010年秋に発表されたコンパクトデジタルカメラ。マニュアル撮影を意識した「LX」シリーズの製品で、撮像素子は高感度/広ダイナミックレンジを実現した有効1010万画素 1/1.63型CCDを搭載しており、レンズは35ミリ換算24〜90ミリの「LEICA DC VARIO-SUMMICRON」を組み合わせる。
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