富士フイルムが2012年春を目標に、レンズ交換式のミラーレスデジタルカメラを投入する。「X10」発表の席で代表取締役社長 CEOの古森重隆氏が明らかにした。
製品名をはじめとした詳細は語られなかったが、「フルサイズセンサー搭載機に匹敵する画質を実現」(古森氏)と言及され、また、「X100」をはじめとした「FUJIFILM X」シリーズの製品として展開されることが明らかにされた(「FUJIFILM X」の展開が明かされたため、追記を行いました 2011年10月6日 15時43分)。
レンズ交換式のミラーレスタイプカメラはオリンパス、パナソニック、ソニーらが製品を展開するほか、今年に入ってペンタックスやニコンが参入しており、各社間の競争が激化している。
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