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ニコンとソニーのミラーレス、富士のコンパクトに注目2011年注目したカメラ&トピックス(カメラマン永山編)(2/2 ページ)

ペンタックスとニコンがミラーレスに参入する一方、パナソニックやソニーなどの先行組は完成度の高いモデルを投入。多くの新製品が登場した2011年を振り返り、個人的な注目機をピックアップしました。

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クラシックデザインを採用した富士フイルム「X10」

 2011年のコンパクトデジカメについては、10月に登場した富士フイルム「FUJIFILM X10」が気に入っています。特に引かれるのは、大口径の光学4倍ズームです。35ミリ換算で28〜112ミリ相当の焦点距離を持ちながら、開放値はワイド側F2、テレ側F2.8に対応。薄暗いシーンでも感度をあまり高めずに撮影できます。

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富士フイルム「FIJIFILM X10」

 マニュアルズームによって焦点距離を素早く変更できることや、絞りとシャッター速度を2つのコマンドダイヤルで直感的に調整できる点、露出補正を専用ダイヤルで操作できる点も便利です。

 撮像素子には2/3型の有効1200万画素センサーを搭載。3月に発売された上位機「FinePix X100」に比べるとセンサーサイズが小さい分、画質はやや見劣りしますが、その代わりに携帯性とズームの自由度を獲得。スナップ撮影を気楽に楽しめます。

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富士フイルム「FIJIFILM X10」で撮影。撮影モード:絞り優先AE(F4.5 1/500秒) 感度:ISO100 WB:オート 焦点距離:7.1mm

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Nikon 1 | α NEX | FUJIFILM X | PENTAX Q | ミラーレス一眼


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