COOLPIX史上最高倍率42倍ズームレンズ、GPSも搭載「COOLPIX P510」
ニコンが35ミリ換算24〜1000ミリ相当のズームレンズを搭載した、「COOLPIX史上最高倍率」の42倍ズームレンズデジカメ「COOLPIX P510」を発売する。
ニコンは2月9日、高倍率ズームレンズを搭載したデジタルカメラ「COOLPIX P510」を3月より販売開始すると発表した。価格はオープンで、実売価格は5万3000円前後。
昨年2月に発表された「COOLPIX P500」の後継モデルで、35ミリ換算24〜1000ミリ相当の光学42倍ズームレンズを搭載した(P500は35ミリ換算22.5〜810ミリ相当の36倍ズームレンズ)。シャッタースピード約4段分の補正効果を持つレンズシフト式手ブレ補正機構も搭載する。デジタルズームも用意されており、適用することで最大2000ミリ相当の超望遠撮影も行える。
撮像素子はP500の1/2.3型 有効1210万画素裏面照射型CMOSセンサーから、1/2.3型 有効1610万画素裏面照射型CMOSセンサーへと高画素化したが、フルサイズ画像でも約7コマ/秒、5コマの高速連写を行える。起動時間は約0.9秒、AF時間は0.3秒、撮影タイムラグは約0.5秒と軽快なテンポで撮影を行える。
新たにGPSも搭載、撮影時の位置情報をEXIFへ書き込むほか、GPSロガー機能によって撮影時の位置情報を記録しパソコンのディスプレイ上で地図と重ねて表示することもできる。また、A-GPSファイルをダウンロードしておけばカメラ起動時の測位時間を短縮できる。
背面液晶はチルト式の3型(92万画素)で、本体サイズは119.8(幅)×82.9(高さ)×102.2(奥行き)ミリ、約555グラム(バッテリー、メモリーカード含む)。
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