Cerevo、デジタル一眼をスマホでワイヤレス操作する「SmartTrigger」開発
Cerevoはスマートフォンをデジタルカメラのリモコンとして利用できる「SmartTrigger」を開発した。クラウドファンディングでの製品化が計画されており、支援額によって特典が受けられる。
CerevoはBluetoothを利用し、スマートフォンをデジタル一眼カメラのリモコンとして使える「SmartTrigger」を発表した。
SmartTriggerはスマートフォンとBluetoothで、デジタルカメラとはレリーズケーブルを介して接続することで(赤外線リモコン対応機種にも対応)、ワイヤレスレリーズとして機能する。赤外線リモコンに比べカメラ設置の自由度が高いほか、Bluetooth 4.0(Low Energy)の採用により単四形乾電池1本で約1万7000回以上のシャッターを切ることが可能という低消費電力性も実現している。
スマートフォンからの操作は同社より提供されるアプリにて行い、リモートでのシャッター操作、タイマー撮影、インターバル撮影を行えるほか、スマートフォンの加速度センサーを利用し、スマートフォンを持ったままジャンプするとシャッターが切れる「ジャンプショット」といったユニークな機能も用意されている。
スマートフォンについてはiOS 5以降のiPhone 4Sならびに第3世代iPadが対応するほか、Mac OS X 10.7以降のMacbook Air/Mac Mini一部モデルも対応する。なお、開発者向けの情報提供も行われ、開発者側ではSmartTriggerを利用したアプリを開発し、独自の機能を実装することも可能となる。
製品化については、本製品を欲しいと思う人から支援を募るクラウドファンディング方式で行う。目標額(70万円)に達した時点で生産が決定し、不成立の場合は全額返金される。クラウドファンディングのシステムにはCAMPFIREが利用されており、支援に際してはクレジットカードもしくはPayPalのアカウントが必要となる。
支援金額に応じた特典が用意されており、500円ではWebサイトで「Special Thanks」の掲載(ハンドルネーム可)、4980円ではSpecial Thanks掲載のほか、SmartTrigger本体と「Cerevo DASH」ステッカー2枚、5480円ではさらにSmartTriggerとデジタルカメラとの接続用ケーブルが付属などなっている。支援金額と特典については、こちらを参照のこと。
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