シグマは1月8日、コンパクトデジタルカメラ「SIGMA DP3 Merrill」を2月より販売開始すると発表した。価格はオープン。
現在販売されている「SIGMA DP1 Merrill」「SIGMA DP2 Merrill」と同様、撮像素子には23.5(幅)×15.7(高さ)ミリ/有効画素数は4600万画素(4800×3200×3層 R/G/B)の「Foveon X3」(コードネーム:Merrill)を搭載、レンズには50ミリ(35ミリ換算75ミリ相当)/F2.8 単焦点レンズを組み合わせる(DP1は28ミリ相当、DP2は45ミリ相当)。
専用設計のレンズは8群10枚構成で、高屈折SLDガラス1枚、グラスモールド非球面レンズ1枚ならびにスーパーマルチレイヤーコートの採用で諸収差の補正とフレア・ゴーストの発生を抑制。高屈折率ガラスの採用は小型化にも貢献している。近接撮影能力も高く、最短撮影距離は22.6センチ、最大倍率は1:3となっている。
「QS」(クイックセット)ボタンを使ってのユーザーインタフェースや画像処理エンジン「TRUE II」のデュアル搭載、RAWでの最大7コマ連続撮影など主な仕様はDP1 Merrill/DP2 Merrillに準じる。ホットシューも搭載している。背面液晶は3型(92万画素)。
ボディサイズは121.5(幅)×66.7(高さ)×80.6(奥行き ミリ)、400グラム。50ミリ/F2.8レンズ搭載の分だけDP1 Merrill/DP2 Merrillより大きくなった格好だ。記録メディアはSDメモリーカード(SDHC/SDXC対応)。
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