オリンパス、“クラス初”の5軸ブレ補正コンパクトデジカメ「OLYMPUS STYLUS SH-50」
オリンパスがコンパクトデジカメとしては初となる、回転ブレ対応の5軸ブレ補正機構を備えた高倍率ズーム機「OLYMPUS STYLUS SH-50」を発売する。
オリンパスは1月30日、コンパクトデジタルカメラ「OLYMPUS STYLUS SH-50」を2月下旬より販売開始すると発表した。価格はオープン。コンパクトデジカメとしては初めて(同社)5軸対応ブレ補正機構を搭載することで、さまざまなブレを強力に補正する。
ブレ補正機構の対象となるのはX(ヨー)/Y(ピッチ)/Z(光軸)および、水平/垂直のシフト(水平)で、X/Z/Yの3軸はセンサーシフトによる光学式、シフトブレについては電子式で補正される。そのためにブレ補正が5軸すべて機能するのは動画撮影時で、静止画撮影時はX(ヨー)/Y(ピッチ)/Z(光軸)の3軸補正となる。
レンズは35ミリ換算25〜600ミリ換算の24倍ズームレンズで、撮像素子には1/2.3型 有効1600万画素 裏面照射型CMOSセンサーを組み合わせる。同社PENシリーズにも採用されている画像処理エンジン「TruePic」を搭載しており、高感度低ノイズ、高速AF、高速起動といった処理全般の高速化が図られている。
撮影機能としてはフルハイビジョン動画を撮影しながらフル画素の静止画撮影を行える「フォト・イン・ムービー」やシャッターを押した前後の3秒(5秒、7秒も設定可能)を動画で記録する「回想フォト」、最高240fpsのハイスピード動画などが用意されている。「マジックフィルター」は「ポップ」「ピンホール」など11種類を備え、メイクをしたような効果を得られる「ビューティーモード」も用意されている。
スマートフォン連携用には「Eye-Fi」「FlashAir」に対応。FlashAir利用時にはスマートフォンアプリと組み合わせることで、すばやく撮影画像を転送できる。本体サイズは112.1(幅)×63.5(高さ)×42.4(奥行き)ミリ、269グラム(バッテリー、SDメモリーカード含む)。
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