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ライカ、Sシステム専用の明るいレンズ「ズミクロンS f2/100mm ASPH.」非常に明るいレンズです

中判デジタル一眼レフカメラ「ライカSシステム」向けの最も明るいレンズが登場する。

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 ライカカメラジャパンは2014年8月27日、中判デジタル一眼レフカメラ「ライカSシステム」向けの交換レンズ「ズミクロンS f2/100mm ASPH.」を発表した。「ライカS」「ライカS2」「ライカS2-P」に装着できる。10月に発売の予定で、価格は未定。

「ライカSシステム」向けの交換レンズ「ズミクロンS f2/100mm ASPH.」

 画角は35ミリ換算で80ミリ。開放F値がf2と非常に明るく、自然光での撮影や、被写界深度を浅くした撮影に向いているという。ちなみにこのレンズはライカSシステムの中で最も明るいレンズになるという。

 レンズは5群7枚構成。このうち3枚は異常部分分散ガラスを採用しており、1枚に屈折率が高い特殊ガラスを使用している。さらに2枚の非球面レンズを使用して、色収差を最小限に抑えている。歪を補正する能力も優れている。

「ズミクロンS f2/100mm ASPH.」には、専用のレンズフードが付属する

 このレンズの登場に先立ち、「ライカS」「ライカS2」「ライカS2-P」とライカS全レンズのファームウェアを更新する。最新版ファームウェアの配布は9月16日から始める予定。このファームウェアに更新することで、「ズミクロンS f2/100mm ASPH.」に対応する。

 このファームウェアではほかに、オートフォーカスのアルゴリズムを全面的に改良し、速度と精度を大きく高めたという。また、すべてのライカSレンズのオートフォーカス駆動制御の方式を改良した。さらに、カメラ内蔵のGPSの精度を高めたという。

カメラ本体との限定セットも登場

 ライカカメラジャパンは「ズミクロンS f2/100mm ASPH.」の最初の100本と「ライカS」のボディをセットにした商品「ライカS ズミクロン100 Edition」も発売する。限定で100セットのみの販売となる。「ズミクロンS f2/100mm ASPH.」の発売に先立って、9月に発売の予定。

 「ライカS ズミクロン100 Edition」は、カメラボディとレンズに特別な刻印とシリアル番号を打ってあるという。さらに、操作部とストラップ取り付け部はブラッククローム仕上げとなっている。

 このセットを収納するケースも付属する。ライカ仕様に仕上げたリモワ社のケース「リモワ トパーズ ステルス キャビントロリー」だ。色はマットブラック。

「ライカS ズミクロン100 Edition」

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