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「FUJIFILM X-T1」向けの新ファームウエアVer.3.00公開
「FUJIFILM X-T1」の機能を大幅にアップする最新ファームウェア、Ver.3.00が公開された。
富士フイルムが12月18日、同社のフラッグシップミラーレスカメラ「FUJIFILM X-T1」および「FUJIFILM X-T1 Graphite Silver Edition」向けの最新ファームウェア、Ver.3.00を公開した。
自身で作業する場合は、サポート情報ページから最新データをダウンロードし、SDメモリーカードに「FWUP0005.DAT」という名称で保存してから、カメラの電源を入れるほどなくアップデートが実行される。また、自分で作業するのが難しい場合は、サービスステーションに持ち込むことで無償でファームウェアのアップデートをしてもらえる。
Ver.3.00で追加される主な機能は以下の通り。
- 最高速度1/32000秒の電子シャッター機能を追加
- 電子シャッター時のシャッター音、シャッター音量設定を用意
- 独自カラーモード「クラシッククローム」対応
- 目で見たままに近い表示「ナチュラルライブビュー」モード搭載
- EVF/液晶モニターの鮮やかさ調整機能
- フォーカスモードに「AF+MF」(AF時のマニュアル微調整モード)を追加
- AFエリアダイレクト選択機能(十字キーでの選択機能)を追加
- AE-L(露出固定)/AF-L(フォーカス固定)ボタンの機能入れ替え設定
- マニュアルフォーカス時のフォーカスエリアサイズ変更機能
- マクロモードのダイレクト選択
- Qメニューのカスタマイズ機能
- 動画フレームレート選択(既存の60fpsと30fpsに、50fps、25fps、24fpsを追加)
- 動画マニュアル撮影機能(ISO感度、シャッタースピード、絞りの調整)
- ワンプッシュAFの位相差AF対応
- 測光エリアのフォーカスエリア連動
- プログラムシフト設定領域の拡大
- ファンクション(Fn)設定の選択項目追加(フラッシュ調光補正、シャッター方式、モニター撮影効果反映、マニュアル露出時表示、ロックを追加)
- スマホdeチェキ「instax SHARE SP-1」に対応
- 撮影時のカメラのダイヤル、ボタン、メニュー等を個別にロックする機能
- カスタムホワイトバランスを3つに充実
- マニュアル露出時表示
- PCリモート撮影をサポート
- エリア選択AFで顔キレイナビON時に、顔検出するとフォーカスエリアは顔に、顔検出しないときは選択したフォーカスエリアを表示
- AE−L押下時に、ライブビュー画像に露出を反映
- AF-Lボタンを押してAFロックした際に、ズーム操作をしてもAFロックを維持
- RAW撮影時に拡張ISO感度に設定した際にRAW撮影ができなくなることを明示
- セットアップメニュー内の項目変更(「ファンクション(Fn)設定」「コマンドダイヤル設定」がセットアップメニューの「操作ボタン/ダイヤル設定」の項目の中に移動。「ワイヤレス設定」「PC保存先設定」「位置情報設定」がセットアップメニューの「接続設定」の項目の中に移動)
なお、一部の機能はX-T1 Graphite Silver Editionにはすでに搭載されている。
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