カジュアルに楽しみたい人向けのミラーレス――キヤノン「EOS M10」(2/2 ページ)
「EOS M2」までのカジュアル路線を継承した、スタイリッシュなミラーレス一眼「EOS M10」は、ハイエンド志向の「EOS M3」とは対照的なエントリーモデルだ。
EOS M10で撮影した作例
24-72ミリ相当のキットレンズを使って、オートで広角端と望遠端。ちょいとキリッとさせすぎかなとは思うが、さすがの写り。
キットレンズの望遠端で少し下からポートレートを。顔を検出してくれるとそこに露出を合わせてくれる。望遠端でF6.3というのはちょっと残ね。
「PowerShot G5 X」を構えてもらって1枚。
22ミリ、F2の単焦点パンケーキレンズを使って廃屋っぽい場所で。ちょっとAFが甘かったけど雰囲気はいい感じに。
55-200ミリの望遠ズームを使って逆光ポートレートを。
キットレンズが24ミリスタートなのはよい。モニターをチルトさせればこういうローアングルもさっと撮れる。
午後の陽射しを浴びた、並んだ車。
太田道灌の像。
22ミリのパンケーキレンズを付け、絞り優先オート、顔検出+自動追尾AFモードでタッチAF。タッチした際、もうちょっと狭い範囲で捉えてくれると、こういうときうれしい。あるいは一点AFへの切り替えをさっとできるとか。
22ミリのパンケーキレンズで雨の日の池を。しっとり感がよく出てる。
望遠ズームレンズで夕刻を。夕刻になると空を赤めに保つ傾向がある。
望遠ズームレンズを付け、皇居のお濠でキンクロハジロを。
夜の中華料理屋で。
AUTOモードで夜景。
手持ち夜景モードにして夜景。4枚の連写+合成でノイズの少ない絵を撮ってくれるが、元がISO12800まで上がるのでさすがにちょっと荒れた。
ISO400から感度を1段ずつ上げながら高感度のチェック。ちょっとアンダー目の映りだが、さすがAPS-Cサイズという写り。高感度にも強い。
(モデル:沖本光希 オスカープロモーション)
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