レビュー
本格的な映像作品にも手が届く超高感度ミラーレス機――ソニー「α7S II」(3/3 ページ)
超高感度ミラーレス機「α7S」の後継機にふさわしい、豊かな階調表現とダイナミックレンジの広さが魅力のソニー「α7S II」。新たに追加されたボディ内手ブレ補正機能と、大幅に強化された動画機能に確かな手応えを感じた。
室内&暗所で撮影した作例
暗い夜の神社で拝殿をオートで撮影。ISO12800まで上がった。
東京駅前の夜景をF8に絞って手持ちで撮影。ISO32000まで上がったが1/60秒を維持。
同じ場所でISO感度の上がり方を抑えて撮影。ISO8000となった。
暗めの室内でポートレート。オートで撮影。ISO12800まで上がった。
サンフレッチェ広島優勝記念ってことで、広島風お好み焼き屋で。
夜の渋谷スクランブル交差点で、動きを止めたかったのでシャッタースピード優先で。
ガード下で夜が更けるのを待つラーメンの屋台。
ISO感度別の作例。ISO409600だけはF8。さすがにISO10万を越えるとつらいものがあるが、ISO25800までならかなりいい感じ。ノイズは乗ってくるが不自然なツブシ方をしてないのでけっこう使えそうだ。
動画の作例
4Kで撮影
フルHDで夜の街を撮影
120fpsで撮影。ハイフレームレート時は画角が狭くなる
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