HTML5ベースのWebアプリという形でコンテンツを提供することにしたFinancial Times。その立ち上がりは好調のようで、フォロワーも生まれそうだ。
誰もが知っているように、Financial TimesとAppleはごく親密というわけではない。Financial TimesがAppleのアプリ内購買規定に準拠することを渋々受け入れたことは以前ニュースになった。Financial Timesは、Appleが購読者のデータを手放さない一方で、売り上げの30%を持っていくやり方も気に入らなかった。
結局、Financial TimesはAppleの「わな」から離脱することを決めて、独自の道を行くことにした。簡単にまとめると、Financial TimesがApple storeに準拠しない独自のHTML 5のサイトを準備し、その移動が大きな利益をもたらしているようだ。ちょうど2週間前に発表された新しいWebアプリは、これまでにほぼ20万ダウンロードされ、最初の1週間だけで10万ダウンロードを達成した。従って、毎週10万ダウンロードという素晴らしいペースで、Financial Timesは間違いなく笑いが止まらないはずだ。
「Financial TimesのWebアプリについて、その発表以来堅調な需要があるということが分かった。われわれは新しいプラットフォームにユーザーが移動するように促すマーケティングキャンペーンを実施中であり、この勢いを保つことができると確信している」
さらには、Financial Timesが収めた成功が追随しようとする者を後押しさえするかもしれない。
mediaweekより
Copyright© 2015 Good E-Reader. All rights reserved.
(翻訳責任について)
この記事はGood E-Readerとの合意の下でアイティメディアが翻訳したものです。翻訳責任はアイティメディアにあります。記事内容に関するお問い合わせは、アイティメディアまでお願いいたします。