文理の買収を発表した学研出版ホールディングスなどが話題に。
ブックオフコーポレーションは2月13日、ブライベートブランド(PB)の書籍『めいろ』と『おえかき』(各税込み200円)を初版各3万部で発売した。全国の一部ブックオフチェーン店舗で取り扱う。
同社は2012年、絵本や学習ドリルなどのPB商品の展開を開始。今回の2点を含めて計74アイテムとなり、その累計発行部数は202万4000部におよぶ。
カンゼンは2月11日、東京・台東区の秋葉原UDXシアターで同社主催の「サッカー本大賞2015」を発表。同日に授賞式を行った。大賞には『サポーターをめぐる冒険』(中村慎太郎著/ころから)、翻訳サッカー本大賞には『孤高の守護神 ゴールキーパー進化論』(J・ウィルソン著、実川元子訳/白水社)、読者賞に『通訳日記 ザックジャパン1397日の記録』(矢野大輔著/文藝春秋)が選ばれた。
学研出版ホールディングスは3月3日付けで文理の普通株式63.3%を取得し、子会社化する。株式価額は約16億円。
文理は1950年に創業。小・中・高校用の学参や教科書準拠版などを手掛け、2014年10月期は売上高37億2700万円を計上していた。
学研出版ホールディングスはデジタル教材などの新規事業、データベース統合による効率化などでシナジー効果を図る。
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