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集英社、トゥ・ディファクトの「honto」に作品を配信開始
集英社は、トゥ・ディファクトが展開する電子書籍サービス「honto」に対し、文芸作品を中心に38タイトルの配信を開始、本格的な電子書籍配信に乗り出した。
集英社は1月11日、トゥ・ディファクトが展開する電子書籍サービス「honto」に対し、文芸作品を中心に38タイトルの配信を開始した。
hontoはNTTドコモ、大日本印刷(DNP)、CHIの共同事業会社であるトゥ・ディファクトが進める「電子書店」「オンライン書店」「リアル書店」を連携させたハイブリッド型総合書店の核となっており、NTTドコモのスマートフォンなどに向けた電子書籍ストア「2Dfacto」もこの一環で12日からスタートしている。
今回、集英社は文芸作品を中心に9著者38タイトルをhontoに対し配信した。「おいしいコーヒーのいれ方」シリーズで知られる村山由佳氏や「となり町戦争」の三崎亜紀氏らのタイトルが並ぶ。hontoで販売される電子書籍は、上述の2Dfactoのほか、iPhone/iPadアプリなどにもストアアプリが用意されており、広範な端末で読むことができる。なお、トゥ・ディファクトと並ぶ一大勢力であるブックリスタに対しては現時点でこれらのタイトルは配信されていないようだ。
同社は今後、タイトル数を増やすとともに、配信・販売を順次拡大していく予定だという。
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