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扶桑社、パブーと共同で第5回リアルロマンス小説大賞を展開
扶桑社は、電子書籍投稿サイト「パブー」を運営するpaperboy&co.の協力の下、リアルロマンス小説作品コンテストの応募作品を募集している。
リアルロマンス小説を電子書籍で
扶桑社は、電子書籍投稿サイト「パブー」を運営するpaperboy&co.の協力の下、リアルロマンス小説作品のコンテスト「第5回リアルロマンス小説大賞」の投稿を受付中だ。
扶桑社では、女性作家が女性読者に向けて描く、リアルな性描写まで踏み込んだ官能系小説を「リアルロマンス小説」と定義、女性向けボーイズラブ小説と異なる、新たな読者/市場ととらえている。
2002年から不定期に開催されている「リアルロマンス小説大賞」は、女性作家を開拓と育成、そして新規の女性読者の需要に応えるための活動の一環としており、今回で5回目。書店で購入しにくい、あるいは購入した後の置き場所に気を遣うなど、紙媒体での購入障壁は電子書籍で解消されると判断し、今回はパブーと連携して展開することとなった。
同賞で大賞、優秀賞に選ばれると、担当編集者がつき、受賞作品を電子書籍化して「パブー」をはじめ、数百以上の電子書籍ストアで配信するとしている。応募締め切りは5月13日で、受賞発表は6月中旬の予定。
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