特集
REGZA Tablet AT700(AT700/35D)――東芝:電子書籍端末ショーケース
往年の名機から最新のタブレットまで――古今東西の電子書籍端末をショーケース風に紹介する「電子書籍端末ショーケース」。ここでは、発表時点で10.1型タブレットとしては世界最薄、最軽量となった東芝のAndroidタブレット「REGZA Tablet AT700」を取り上げる。
製品概要
REGZA Tabletの2代目に当たるAndroid 3.2搭載のカラータブレット。iPad 2を1ミリ以上も下回る厚さ7.7ミリ、重量約558グラムと、発表時点で10.1型タブレットとしては世界最薄、最軽量をうたっている。
電子書籍ストアは、東芝が運営するブックプレイス(BookPlace)に対応した「ブックプレイスリーダー」アプリがプリインストールされており、「BookLive!」のIDを利用して電子書籍の購入、閲覧が行える。またテキストデータを解析して音声データを自動生成する機能を搭載し、対応作品の音声読み上げを行うことができるのも特徴。
電子書籍以外では、REGZAブランドのテレビやレコーダーと連携してサブディスプレイやリモコンとして利用できるほか、「レグザリンク・シェア」を用いてネットワーク経由での動画視聴を行えるなどの独自機能も備える。バッテリーは初代モデルと違って内蔵タイプに変更されており、交換には対応しない。
スペックで見る「REGZA Tablet AT700(AT700/35D)」
メーカー | 東芝 |
---|---|
国内発売時期 | 2011年12月 |
発売時価格 | 6万4800円 |
専用/汎用 | 汎用 |
OS | Android |
OSバージョン | Android 3.2 |
サイズ(※最厚部) | 256(幅)×176(奥行き)×7.7(高さ)ミリ |
重量 | 約558グラム |
解像度 | 1280×800ドット |
ディスプレイ | 液晶 |
カラー/白黒 | カラー |
画面サイズ | 10.1インチ |
通信方式 | IEEE802.11b/g/n |
Bluetooth | Ver2.1+EDR |
内蔵ストレージ | 32Gバイト |
メモリカードスロット | microSD |
バッテリー持続時間(メーカー公称値) | 約7時間(連続動画再生時) |
タッチ操作 | 対応 |
対応フォーマット | アプリに依存 |
コネクタ | USB(microB) |
電子書籍ストア | ブックプレイスなど |
そのほか | - |
最終更新日:2012年1月12日 |
写真で見る「REGZA Tablet AT700(AT700/35D)」
10.1インチワイド画面を採用。カメラやスピーカーの配置など、横向きを前提としたデザイン(写真=左)/約558グラムと、このクラスのタブレットしては劇的に軽い(写真=中央)/画面は1280×800ドット。Android 3.xを採用するためホームボタン類はオンスクリーンで提供される(写真=右)
正面。上部中央にインカメラを備える(写真=左)/左側面。イヤフォンジャック、microUSB、mircoHDMI、microSDと端子類が集中している(写真=中央)/右側面。回転オンオフまたはミュートに切り替えられるマルチファンクションスイッチ、音量大小、電源ボタンを備える(写真=右)
「ブックプレイスリーダー」で表示。ブックプレイスは、総合電子書籍ストア「BookLive!」と連携したサービスで、PC+タブレットなど複数の機器でコンテンツを共有できる。BookLive!利用者はIDの連携も可能(写真=左)/AT700は「音声読み上げ」にも対応。音声読み上げに対応する作品で読み上げ機能を利用できる(写真=中央)/Android端末の総合ベンチマークテスト「Quadrant Professional 1.1.7」の参考テスト結果。今回の評価機ではProfessionalもStandard EditionもCPUテストでフリーズ・再起動してしまい、総合スコアを出せなかった(写真=右)
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