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20代〜40代男女の「読書の実態」とは? hontoがアンケート結果を発表
「あなたの読書時間は1日平均何分?」「インターネットは『本を読む時間』に影響している?」など5つの質問を実施。
トゥ・ディファクトは2月4日、同社が運営するハイブリッド書店サービス「honto」で実施した「読書の実態」のアンケート調査結果を発表した。対象は20代〜40代の男女300人で、調査期間は2014年12月2日〜12月4日。
紙、電子問わず毎月本を1冊以上読んでいる人は、30代女性で66.0%と最も多くなった。男女ともに約半数が月に1冊以上本を読んでいると回答しているが、裏を返せば残りの約半数は本をほとんど読んでいないということを表す結果となった。
1日の読書時間に関する項目では、最も長くて20代男性の39.1分。男女ともに20代〜40代は平均30分前後で、40代では平均30分以下となった。
読書をする場所については、男女世代を問わず自分の部屋やリビングと回答した人が最も多く、次いで電車やバスなどの交通機関の中、ベッド・布団の中といった回答も多く見られた。
読書の際によく利用するデバイスは、男女ともに「紙」が圧倒する結果となった。スマートフォンの割合が、PCやタブレットと比べて大差ない結果となっているのも目を引く。
インターネットにより読書時間が減ったと回答した割合が最も高かったのは男女ともに40代で、世代が上がるにつれ高まる傾向にあることが分かった。
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