エンタープライズ:特集 2003/07/11 12:50:00 更新


特集:LVMによるディスクパーティションの動的化(前編) (4/7)

ボリュームグループ(VG)の作成

 ここまででLVMで利用可能なパーティションが確保できた。続いてLVM認識ができるようパーティション自体を設定しよう。ここではまず、複数のパーティションを「束ねる」ことができるようにする。ここで出てくるLVMの専門用語をおさえておこう。

  • PV(Physical Volume)

 物理ボリュームのこと。/dev/hda7や/dev/hdcと示すディスクそのものを意味する。

  • VG(Volume Group)

 上記のPVを束ねて作成されるボリュームのこと。この中から実際に使う「論理的な」パーティションを切り出すことになる。

  • LV(Logical Volume)

 LVとは、ここまで「論理的な」ボリュームと称してきたものであり、VGから切り出して実際に利用することになるパーティションを示す。

 VGを作成するためには、まず最初にPVを作成する必要がある。そこで登場するのが「pvcreate」だ。

$ sudo /sbin/pvcreate -v /dev/hda7 /dev/hda8 /dev/hdc
Password:

pvcreate -- ERROR: "/etc/lvmtab" doesn't exist; please run vgscan

 上記の指定例では、エラーが表示されている。ここでは、あらかじめVG情報を収めるための/etc/lvmtabが存在しなければならないためだ。メッセージにも表示されているが、あらかじめ「vgscan」を動作させておこう。

$ sudo /sbin/vgscan
vgscan -- reading all physical volumes (this may take a while...)
vgscan -- "/etc/lvmtab" and "/etc/lvmtab.d" successfully created
vgscan -- WARNING: This program does not do a VGDA backup of your volume group

 この状態で、/etcディレクトリ下にはlvmtabファイルとlvmtab.dディレクトリが作成され、PVを作成することができる。

$ sudo /sbin/pvcreate /dev/hda7 /dev/hda8 /dev/hdc
pvcreate -- physical volume "/dev/hda7" successfully created
pvcreate -- physical volume "/dev/hda8" successfully created
pvcreate -- physical volume "/dev/hdc" successfully created

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[佐藤大輔,ITmedia]



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