| エンタープライズ:特集 | 2003/07/11 12:50:00 更新 |

特集:LVMによるディスクパーティションの動的化(前編) (6/7)
ここでの場合は、最大2TB(テラバイト)まで作成可能だと表示変更されている。現在認識されているVGの情報は、vgdisplayコマンドで確認が可能だ。
# vgdisplay
--- Volume group ---
VG Name system
VG Access read/write
VG Status available/resizable
VG # 0
MAX LV 256
Cur LV 0
Open LV 0
MAX LV Size 255.99 GB
Max PV 256
Cur PV 1
Act PV 1
VG Size 4 GB
PE Size 4 MB
Total PE 1024
Alloc PE / Size 0 / 0
Free PE / Size 1024 / 4 GB
VG UUID VvS3G8-aC1t-BIUb-nFFM-Mec6-5UVT-zsS1hv
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vgdisplayコマンドの詳細はオンラインマニュアルなどを参照してほしい。
論理ボリューム(LV)の作成
ここまでで、ボリュームを束ねてVGを作成することができるようになっただろう。ここでは、VGから実際に利用する論理ボリューム(LV)を作成してみよう。
手順通りに進んでいれば、ここまででsystemという名称のVGができあがっているはずだ。このVGから実際にLVを切り出してみることにする。
LVの作成には、lvcreateコマンドを用いる。lvcreateには、「切り出すサイズ」と「LV名」、そして「切り出す元となるVG」を指定する必要がある。lvmcreateの基本的な書式は次の通りだ。
| lvcreate -n<LV名> -L<サイズ> <VG> |
[佐藤大輔,ITmedia]
