エンタープライズ:ニュース 2003/07/18 15:10:00 更新


ベリタス、アプリケーションパフォーマンス管理ソフト「VERITAS i3」をバージョンアップ

ベリタスソフトウェアは7月18日、アプリケーションパフォーマンス管理(APM)ソフト「VERITAS i3 Ver.6.2」を発表した。

 ベリタスソフトウェアは7月18日、アプリケーションパフォーマンス管理(APM)ソフト「VERITAS i3 Ver.6.2」を発表した。

 同製品は7月1日から「VERITAS i3」として販売されることとなったAPM製品のメジャーバージョンアップ。これまでi3を構成していた、アプリケーションパフォーマンスのボトルネックを特定する「Insight」、Insightで特定された問題をさらに分析する「Indepth」、問題を通知警告しWebベースのレポート機能を提供する「Inform」の3コンポーネントに加え、「i3 StartPoint」と「i3 AdminPoint」の2機能が追加された。

 i3 StartPointは、さまざまな階層で稼動しているアプリケーションを視覚的にマッピングして管理を容易にする“ダッシュボード”で、管理者が平準化されたサービスをエンドユーザーに提供できるようになるという。パフォーマンスに対する潜在的なボトルネックをエンドユーザーに通知することもでき、管理者が介入せずとも問題点を自動修復可能となる。

 i3 AdminPointは、i3のコンポーネントの導入から管理までを一元管理するもの。i3の導入と展開の迅速化を可能にする。

 対応する主要アプリケーションは、PeopleSoft、Siebel、SAP、Oracle Applications、BEA WebLogic、IBM WebSphere、IBM DB2 UDB、Microsoft SQL Serverなど。対応OSは、Solaris、HP-UX、AIX、Windows。一部コンポーネントは、Linuxにも対応する。

 最小構成価格は、70万円となっている。出荷開始は7月31日。

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