エンタープライズ：特集 2003/11/14 14:55:00 更新


特集：第2回　JBuilder、Optimizeit、Together、Enterprise Serverで開発統合環境を体験する (1/4)

アプリケーション開発環境構築こそが、全体の流れを把握する早道だ。今回は、ソフトのインストールを通して統合環境の構築を行い、個々のつながりを理解していこう。

トライアル版入手と実体験で学ぶJava統合開発環境

　連載「ボーランドのJava開発ソリューションで始めるWebアプリケーション開発」第2回目となる今回は、Java開発ソフトのインストールから基本機能までを解説していく。理解を深めるためには、今回紹介するトライアル版を入手して環境構築し、連載の第3回目に備えてほしい。取り上げていくそれぞれのトライアル版は、以下の方法で入手できる。

  • ボーランドからの「CD-ROM送付サービス」
  • ボーランドの「Webサイトからダウンロード」

　今回インストールする製品のインストールイメージはかなりの容量であり、しかも複数製品に渡るためCD-ROM入手の方がよいかもしれない。2003年11月現在、ボーランドでは「Borland Solutions for Java CD」と呼ばれる2枚組のCD-ROMを用意しており、ここで解説していく製品すべてのトライアル版が含まれている。

　具体的な画面を示しインストール紹介していく製品は次の通りだ。詳細は後述するが、それぞれが連携することで開発環境（JBuilder）から動作環境（Borland Enterprise Server）、そして動作状況を確認し（Optimizeit）、完成度を高める構築（Together）が可能だ。

  • ソースコード開発ソフト「JBuilder 9 Enterprise」
  • パフォーマンス、動作テスト「Optimizeit Suite 5.5」
  • 設計、管理ソフト「Together Edition for JBuilder 6.1」
  • Webアプリケーションサーバソフト「Borland Enterprise Server 5.2」
見　出　し　一　覧
1. トライアル版入手と実体験で学ぶJava統合開発環境
2. インストールから見る開発環境と実行環境の関わり
3. シリアルナンバーとキーによるライセンス情報入手には2種類ある
4. 国内のボーランドからシリアルナンバーとキーを入手した場合には
5. Borland Enterprise Serverのインストールはライセンス取得がほかと異なる
6. JBuilderの環境設定はほかのソフトのインストールで統合環境が自動設定される
7. 統合開発環境を体感しよう
8. 強力なデバッグとテスト環境をOptimizeit Suiteで手に入れる
9. アプリケーション配布は専用形式にする必要がある
10. Togetherの統合がALM実現の強みへとつながる

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[藤井　等，ITmedia]