ネットショップのXML対応RSSリーダー「garitto」正式版を公開

ビジネスオンラインは27日、先ごろベータ版としてリリースしていたブラウザ利用のRSSリーダー「garitto」の正式版をリリースした。

[ITmedia]

　ビジネスオンラインは、ベータ版としてリリースしていたWebブラウザから利用できるRSSリーダー「garitto（ガリット）」の正式版を10月27日にリリースした。ベータ版と同様、無料で利用できるサービス。

　garittoは、ビジネスオンラインとコンタクトが共同開発したRSSリーダー。ニュースやBlogなどの新着記事のRSSを取得してブラウザ上で表示させるほか、RSS配信に対応したネットショップの商品画像や情報も取得できることが特徴。

　あらかじめ興味のあるショップや商品を登録することで、自分の欲しい商品情報を一元収集できる。ショップ側も、商品の新規登録などを行えば消費者に情報が配信されるため、新しい形のマーケティングツールとして利用価値があるという。ビジネスオンラインが運営する「おちゃのこネット」では、このシステムに対応したXMLフィールドを標準装備しているため、garittoで各ショップ情報を収集できる。

　ベータ版から追加された機能は、News＆BLOGリーダー画面でフォルダーの作成、変更、削除機能と、登録済みサイトの名称および並び順変更機能の搭載。また、商品情報画面の、記事の一覧、詳細表示切り替え機能もある。詳細表示にした場合、オンラインショップに掲載されている商品の画像と説明テキストがそのままgaritto内に表示される。

　また、正式版リリース後もユーザーの声を収集し、機能向上に努めるという。今後搭載予定の機能としては、情報の保存機能、友人などへの口コミメール配信機能、コメント投稿機能などが挙げられている。

　これらの実装によって、未知のショップや商品に関して、他の消費者の評価を参考にすることが可能となり、情報の共有もできるようになるとの狙いだ。