価値あるSIサービスと技術者育成を目的に、コンサルティング パートナー制度を有効活用コンサルティング パートナー最前線

メインフレームからオープンシステムまで扱うサーバベンダーであり、金融、製造、公共など幅広い業種への豊富な実績と、業種横断的なノウハウを保有する、ITソリューションプロバイダである日本ユニシス。マイクロソフトとの関係も深い同社では、「Microsoftコンサルティング パートナー制度」を活用して顧客に対して価値あるSIサービスを提供するとともに、Microsoft .NET技術者の育成に取り組んでいる。

» 2006年06月29日 00時00分 公開
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日本ユニシス株式会社

  • 所在地:東京都江東区豊洲1-1-1
  • 代表者:代表取締役社長 籾井 勝人
  • 創立:1958年3月
  • 資本金:54億8,317万円
  • 事業内容:コンサルティングサービス、ITソリューション、アウトソーシングサービス、サポートサービスおよびシステム関連サービスの提供、ならびにコンピュータシステム(ハードウェア、ソフトウェア)の販売

 日本ユニシスとマイクロソフトは、2000年3月に包括的なパートナー契約を結んだ。以来、両社はミッションクリティカルなエンタープライズシステム分野を中心に、深いパートナーシップ関係にある。日本ユニシスはMicrosoft .NETテクノロジーを積極的に採用した大規模システムの構築に取り組み、2002年9月にはMicrosoft .NETビジネスの専任組織を新設している。

 そうしたマイクロソフトとの緊密な関係の中で、日本ユニシスがMCS(Microsoft Consulting Services)のノウハウを活用するMicrosoft コンサルティング パートナー制度を利用するに至ったのは、自然な流れと言える。同社がコンサルティング パートナー制度に加盟したのは、2005年8月。他のコンサルティング パートナー各社とは異なり、「Active Directory」「Exchange Server」などのインフラベースではなく、「Microsoft .NET」という開発フレームワークの認定コンサルタントの資格を取得しているのが大きな特徴となっている。これは、マイクロソフトから顧客向けに提供されてきた.NETのTechnical Workshopを、.NET Frameworkをベースにした大規模なシステム構築の案件を多く取り扱ってきた日本ユニシスが顧客へ直接提供できるということであり、これまでの.NET SIer No.1としての当社実績にプラスして、より一層、顧客からの信頼を得られる、という効果を期待したものだという。

 日本ユニシスでコンサルティング パートナー制度の窓口を務める人材育成部HR改革コンピテンスセンタ長、村上利秀氏は、コンサルティング パートナー制度の採用に至った経緯について、次のように話す。

 「.NET技術者を育成するために、マイクロソフトのワークショップを利用してきましたが、現場のMCSコンサルタントが講師を担当したワークショップは、非常に実践的な内容になっていました。当社としては、今までより高度な技術レベルで.NET技術者育成に取り組み、.NETの開発現場をさらに活性化したい、というのが発端でした」(村上氏)

 日本ユニシスでは、Microsoft .NETの認定コンサルタントの6つのコースで、各コース15名ずつ、延べ約90名の認定コンサルタントを輩出し、今後さらに拡大する予定だという。

 「認定コンサルタントが核となり、ノウハウを受け継いだ技術者を増やしていこうと考えています。日本ユニシス社内でも、.NET技術認定制度を設けており、認定技術者はすでに1,000名を超えています」(HR改革コンピテンスセンタ 担当課長、原良一氏)

 もちろん、認定コンサルタントの役目は、社内の.NET技術者に対して知識とノウハウを注入することばかりではない。認定コンサルタントという資格を持った技術者が、しっかりとした技術ベースを持って顧客にサービスを提供することが最大の目的なのである。

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日本ユニシス株式会社
人材育成部 HR改革コンピテンスセンタ 課長代理
澤 英惠 氏

 澤氏は、Windows NT 4.0からWindows Server 2003まで、マイクロソフト プラットフォームにおけるWebアプリケーションやWebサービスのシステム開発を経験してきた。数々のプロジェクトで.NET開発におけるアーキテクトとしての経験を積みながら、Windowsアーキテクチャの技術を習得したという。システム構築から運用・サポートに至るまでの一連の業務を経験し、顧客の課題を的確に捉えて問題解決へと導くことができるのは同氏の強みだ。コンサルティング エクスプレスによって提供されるドキュメントやワークショップを高く評価しており、開発現場の問題点を解決する「具体的なプラクティス」であることにメリットを感じているという。

「Windows、および.NETによるシステム構築の豊富な経験とノウハウを活用し、認定コンサルタントの立場からお客様のビジネス課題を解決するプロフェッショナルとしてご支援させていただきます。システム開発は日本ユニシスをご用命ください」


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日本ユニシス・ソリューション株式会社
コンピテンスセンタ .NET基盤技術室長
瀬嵐 雅樹 氏

 Windows NTの初期バージョンからWindowsプラットフォームのシステム開発に携わってきたという瀬嵐氏。自社製クライアント/サーバシステムパッケージ、Windows DNAを利用したWebシステムの開発など各種システムを構築してきた経験を持つ。現在は、.NETの開発ノウハウを体系化した同社の開発方法「LUCINA for .NET」の整備・推進を中核とし、実際のプロジェクトに対して技術支援を実施している。プラットフォームやフレームワークのアーキテクチャを踏まえ、技術的なリスクを解消しながら顧客に最適なアプリケーション・アーキテクチャの解を提供できるのが、同氏の強みだ。認定コンサルタントの資格は、.NETに対する日本ユニシスの取り組みを顧客に再認識してもらい、開発における信頼をより高めることができると考えている。

「当社の.NET開発のノウハウに加え、マイクロソフトのナレッジをベースに.NETでのシステム開発を推進していくとともに、ワークショップを通じてお客様のアーキテクト育成にも貢献できると考えています」


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日本ユニシス・ソリューション株式会社
コンピテンスセンタ .NET基盤技術室 チーフSE
小林 亜紀子 氏

 自社製ソフトウェア製品の開発、保守、適用、販売支援に始まり、上流工程から設計・構築に至るまでの一連のシステム開発に携わるなど、小林氏は、.NETを切り口としたWindowsプラットフォーム上のシステム構築に関わる数々の業務を経験してきた。顧客が納得できるシステムを提供するために、システムの実現方法やアーキテクチャの選択理由などを丁寧に説明することを心がけている、というのが同氏の持ち味。認定コンサルタントの研修を通じ、.NETアプリケーションの設計パターン、注意点、Tips、ベストプラクティスなどを再認識、再整理することができ、効果的に活用するための体系的な知識が得られたという。

「当社では、ミッションクリティカルな基幹システムを構築する際のベストプラクティスやノウハウを蓄積しています。Windowsプラットフォームと.NETでシステム構築をお考えのお客様は、ぜひ当社にお任せください」


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日本ユニシス・ラーニング株式会社
人材育成第2事業部 HRDコンサルタント
久山 知恵 氏

 MCT(Microsoft Certified Trainer)の資格を持ち、Microsoft UniversityでSQL Serverの担当講師を務めてきたという久山氏。Oracleトレーナーの資格も有し、データベースに関して非常に高いスキルを持つ。認定コンサルタント取得のための研修は、.NETに関する技術を修得できたとともに、研修の進め方や演習の取り込み方について参考になったと話す同氏は、認定コンサルタントの資格を取得した現在、日本ユニシスグループの社員、および顧客に対して.NET技術研修の講師を業務として担当する。長年講師として培ったインストラクション技術を活かし、受講者に対して常にわかりやすく説明できるのが同氏の強みだ。すでにその効果は表れており、.NET案件を抱えた社員の技術力アップを図ることができたという。

「.NETの技術に関してわかりやすくご説明するとともに、マイクロソフトのベストプラクティスと最新情報を加え、さらに付加価値の高い教育サービスを提供します。 .NETでお困りの際は、ぜひ当社をご用命ください」


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日本ユニシス・ラーニング株式会社
人材育成第2事業部 HRDコンサルタント
澤田 憲之 氏

 教育用システム開発を経験したのち、インストラクタとして社内外向けのセミナー講師として活躍する澤田氏。認定コンサルタントとしての資格を取得した現在は、開発者の視点に立って開発効率を高める手法や、開発の原理原則を教えることを主な業務としている。認定コンサルタントとしては珍しく、マイクロソフト プラットフォームにおける開発経験はほとんどなく、これまではCIW(Certified Internet Webmaster)やJavaなどの講師を務めることが多かったとのこと。逆に、他のプラットフォームに熟知した.NET認定コンサルタントという意味で、非常に貴重な人材だと言える。人材育成を担当する立場から、難しい技術を紐解いて、わかりやすい言葉で説明することをモットーとするという。

「当社の教育を受講していただくことで、一般の書籍には書かれていない設計のセオリー、原理原則を学ぶことができます。ぜひとも、当社の教育サービスに期待してください」


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提供:マイクロソフト株式会社
制作:ITmedia エンタープライズ編集部/掲載内容有効期限:2006年7月28日