Webサイトの影響力は配信形態で決まる時代に――@YMCに見る専用サーバ基準

専用サーバは、高度なコンテンツ配信を行いたいときのもの。そんな時代は終わった。@YMCが提供するのは、バランスを整えた運用形態プランと堅固さ、セキュリティ保証、そして豊富なアプリケーションサポートなど多岐に渡っている。

» 2007年02月21日 00時00分 公開
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 もはや、静的なHTMLを作り込んでWebサイトからコンテンツ配信を行うという時代ではなくなりつつある。ある程度の情報を配信することを考えれば、コンテンツ配信が容易に行えること、そして堅固さなどは欠かせないものだ。そして現代では、Webサーバ上で動的配信が可能なWebアプリケーションを実行し、データベースと連携して動作させるのは決して珍しいことではない。

 このようなWebサイト運用において重要視されるポイントは、「管理」「自由度」「セキュリティ」である。

 そして、これらの条件を満たしてくれるホスティングサービスこそが、いま選択すべきものだと言える。多くの情報を適切に整理し、安定した配信を保証できることが重要なのだ。@YMCはこれらのトレンドはもちろんのこと、ホスティングサービスとして押さえるべきセキュリティなどにも配慮している。

 同社のホスティングサービスには、目的別に「マネージドサーバー」と「カスタムサーバー」の2つを提供している。その理由は次の通りだ。

管理を丸ごと任せられる「マネージドサーバー」

 Webサイトを運用する上で、まず考慮しておきたいのは、コンテンツ運用者が、Webサーバの設定や運用に詳しいとは限らないという事実だ。

 最近では、効率よくWebサイトから情報配信を行うツールとしてCMS(Content Management System)が揃ってきたこともあり、専門家でなくても、コンテンツの運用ができるようになってきた。言い換えれば、基本的なサーバソフトがインストールされていれば、誰でもWebサイトを運用できる時代になったとも言えるのだ。

 それではいったい、誰がWebサイトを管理・運用するのか。その答えは、ホスティングサーバの事業者だ。最近では、管理・運用をすべてホスティングサービスの事業者に任せてしまう「フルマネージドサービス」の人気が高い。

 これは単純に、運営サイドが運用のノウハウがないといった理由だけで語り尽くせない。管理・運用というものは日々監視が必要な地道な作業であり、かなりの手間を要する。このため、例え技術があったとしても、日々のメンテナンスをアウトソーシングすることもメジャーな選択肢となりつつあるのだ。

 @YMCの「マネージドサーバー」は、まさに、そんなフルマネージドサービスである。価格は、後述するVPSと専用サーバでそれぞれのプランがあり、ディスク容量が20Gバイトのプランで初期費用1万500円〜、月額は4095円〜となっている(関連リンク)。ほかにもオプションが幾つもあり、特定のサーバソフトだけは設定を任せたいといった場合にも対応してくれる。

 「マネージドサーバー」では、メールやWebサーバの初期設定は完了済みだ。またWebアプリケーションで主要な実行環境となるPHP、Perl、Rubyをはじめ、PostgreSQLやMySQLといったデータベースソフトもインストールされた状態でアカウントがユーザーへと引き渡される。

 さらに、ユーザーアカウントの設定やサーバ設定の各種変更は、独自の「@YMCコントロールパネル」を使うことで、Webブラウザから手軽に操作することができる。必要があれば、XOOPSやWord Press、Sugar CMSといったCMSシステムも、代行インストールしてもらうことができるといった手厚いサポートも用意されている。

 @YMCでは、マネージドサーバーを「従来の共有型のレンタルサーバーユーザーのような専門的な知識を持たないユーザーや、面倒なサーバ管理をアウトソーシングし、コンテンツ管理に集中したいユーザー」に手軽に使ってもらいたいとコメントしている。

 もちろん、用途によっては、フルカスタマイズするために、初期にインストールされているソフトが余計だと感じる場面もあるだろう。そのようなユーザーのために、@YMCが提供しているのが「カスタムサーバー」である。価格は、ディスク容量が20Gバイトのプランで初期費用が1万500円〜で、月額4095円〜と安価だ(関連リンク)

 「カスタムサーバー」は、主に「新技術のテストや導入を考えているエンジニア向け」のサービスだ。OS(Cent OS 4.4が採用されている)をインストールした直後の状態で運用者へと引き渡されるため、素の状態からのカスタマイズが可能な点が特徴である。

@YMCの各サービス


YSシリーズ(共用サーバー)

業界最高水準のセキュリティ機能を搭載!

個人から大企業まで幅広いニーズに応える全4プラン。圧倒的低コストで始めてのサーバーホスティングにも最適です。

マネージドサーバー(VPS)カスタムサーバー(VPS)

独自SSL無料!最短即日設定!自由度に満足!

root権限専用サーバー並みの自由度+ハイスペックを共用サーバー並みのお手軽価格でご提供。サーバー管理(マネージドサーバーVPS)は@YMCに任せられるので初心者でも簡単です。

マネージドサーバー(専用サーバー)カスタムサーバー(専用サーバー)

サーバーまるごと独占で他の影響ゼロ。初心者ユーザーからパワーユーザーまで幅広く対応! 

@YMCの専用サーバーでは、面倒で専門的な知識を必要とするサーバー運営を、すべて@YMCにアウトソースできる「マネージドサーバー」と自由自在にサーバーを操り、独自のサーバー環境を構築できる「カスタムサーバー」の2プランをご用意


構成は「VPS」か「専用サーバー」を選択可能

 @YMCでは、これまで紹介した「マネージドサーバー」と「カスタムサーバー」のどちらの場合でも、「VPS(仮想専用サーバー)」か「専用サーバー」といった、サーバ上で1ディスクを占有するか、またはほかの運用者とシェア(共有)するかを選択可能だ。

 もちろん、どちらの場合もroot権限(管理者権限)を有しており、完全にOS環境が分離されているため、ほかのユーザーから、データ領域が見られてしまうような心配はない。

 ただし、Webアプリケーションのような動的コンテンツを運用するのに望ましいのは、もちろん「専用サーバー」だ。これに対し、@YMCでは、「静的コンテンツに比べ動的コンテンツを安定して運用するためには、自由度の高いカスタマイズ性とWebアプリケーションやデータベースを高パフォーマンスに実行できるハイスペックな専用サーバーが必要とされるのではないか」とコメントしている。

 実際のところ、仮想化による共有サーバの場合には、ほかのユーザーのWebアプリケーションが原因となり、サーバのレスポンスが低下したりアクセス障害の発生を回避することは難しい。しかし、VPSの安さと手軽さも、手放すのには惜しいという向きもある。

 @YMCのVPSは、このような要望に対し仮想化ソフトウェアとして「Xen 3.0」を採用している。

 Xenは、ハードウェアを完全にエミュレートするのではなく、準仮想化技術が使われているため、システムの負荷が小さいという特徴がある。このため、Xenではない従来のVPSに比べ、動作が軽快なのだ。パフォーマンスを重視しないWebサイトやテスト目的であれば、VPSも使いやすい選択肢となるだろう。

運用開始までのタイムラグを短縮

 @YMCの「マネージドサーバー」や「カスタムサーバー」は、ほかのホスティングサービス事業者と比べて、サービスを申し込んでから使えるようになるまでの準備期間が短いのも特徴だ。

 VPSの場合は、平日の13時までに入金確認されれば、その日のうちに利用が可能だという。そのため、すぐにWebサイトを構築しなければならない時はもちろん、アクセス数が増えてきて、Webサーバを急きょ調達する必要がある場合などにも対応できる。専用サーバの場合でも、最短3日で運営可能だという。

運用開始までのタイムラグを短縮

  • VPS 月額利用料金(10GB〜)4,095円〜 最短当日利用可能!
  • 専用サーバー 月額利用料金(80GB〜)23,100円〜 最短3営業日にてご利用を開始!

サービス詳細はこちら


最新のWebアプリケーション実行環境は欠かせない

 ホスティングサーバを選ぶときには、もちろん、管理や運用のしやすさだけでなく、どのようなオプションサービスが使えるのかにも注目すべきだ。

 @YMCの「マネージドサーバー」や「カスタムサーバー」では、SSLが、基本ドメインに限って無料となっている。そのため暗号化したWebサイトを構築でき、顧客からの信頼度が高まるのだ。

 また、万一のときの備えという意味では、コンテンツの「バックアップ」も不可欠だ。これに対し@YMCでは、新たに「外部バックアップ」オプションの提供を始めた。「外部バックアップ」オプションでは、直前のバックアップだけでなく、複数世代のバックアップをとることもできる。そのため、ディスクが物理的に壊れたときだけでなく、「誤消去から復活させたいとき」や「過去のホームページの内容を確認したい」といったときにも活用できるのだ。

 ところで、動的なWebサイトを運営するという面では、忘れてはならない重要な点がある。それは、開発言語やデータベースアプリケーションのバージョンだ。

 ホスティングサービス事業者によっては、バグが出尽くしたと考えられる枯れたバージョンしか提供しないことも多い。しかし、@YMCのサーバでは、「PHP 5.2.0、Ruby 1.8.5、MySQL 5.0.27、PostgreSQL 8.2.1」といった最新の開発環境(2007年1月30日現在)を提供しており、最新の技術を活用したWebアプリケーションも運用可能だ。セキュリティアップデートを適切に行えば、より先進的な機能の恩恵が受けられることは確かである。

 また、Tomcat 5.5にも対応しており、Javaで作られたWebアプリケーションが動かせるのも、技術者にとってもうれしい。この辺りは、使い勝手と技術を追求している同社ならではの気配りと言えるだろう。

15日間トライアルで稼働状況を検証できる

 ホスティングサービスを契約する場合、もしくは、ほかのサービスから乗り換えたいときには、もっとも気になるのが、「果たしてこれまで構築したWebアプリケーションが新たな環境で動くのかどうか?」という点ではないだろうか。

 いくらroot権限があり、自由なカスタマイズができるとはいえ、本当に自らが想定したアプリケーションが動くかどうかは、実際にやってみなければわからない部分もある。しかし@YMCのサービスであればその点についても安心だ。

 @YMCでは、現在、「15日間無料トライアル」を提供しており、実際に「マネージドサーバー/カスタムサーバー」サービスを試すことができる。もし、そのまま問題なく稼働すれば、インストールで試用した環境がそのまま本契約へと引き継ぐことができる。このため、試した結果が無駄になることもないのだ。

 またマネージドサーバー/カスタムサーバーの導入を検討しているユーザー向けに、コンサルタントが直接訪問してくれる「導入前コンサルティング」も行っている。不明点や運営時の疑問点など、詳細を打ち合わせることもできるのだ。

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提供:株式会社 アット・ワイエムシー
企画:アイティメディア営業本部/制作:ITmedia エンタープライズ編集部/掲載内容有効期限:2007年3月31日