Citrix Presentation Serverに深刻な脆弱性

悪用されると任意のコードを実行される恐れがあり、同社はバージョン10.0以降へのアップグレードを促している。

» 2007年03月02日 09時32分 公開
[ITmedia]

 Citrix Presentation Server Clientに深刻な脆弱性が見つかり、同社はパッチを公開して適用を呼び掛けている。

 Citrixのアドバイザリーによると、Citrix Presentation Server Clientにはプロキシサーバ経由のICA通信サポートが組み込まれているが、この機能に脆弱性が存在し、悪意のあるサイトをユーザーが閲覧すると、任意のコードを実行される恐れがある。

 影響を受けるのは、Windows版Citrix Presentation Server Clientの10.0より前のバージョン。Citrixでは問題を修正した10.0以降にアップグレードすることを強く推奨している。

 セキュリティ企業Secuniaのアドバイザリーでは、この脆弱性のリスクについて、5段階で上から2番目に高い「Highly critical」と評価している。

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