Twitterの限界：オルタナブログ通信（1/3 ページ）

ビジネス・ブログメディア「ITmedia オルタナティブ・ブログ」では、200組を超えるブロガーがITにまつわる時事ネタなどを日々、発信している。今週は、その中から「花火大会」「地震」「Twitter」「携帯電話」をテーマに紹介する。

[森川拓男，ITmedia]

盆踊りと花火大会

　お盆休みが終わって、夏も終盤に入った。盆踊りや花火大会など、夏のイベントを楽しまれた人も多いのではないだろうか。オルタナブロガーでは、祐川京子氏「祐川京子のブログ」のサンシャインシティ納涼盆踊り大会に参加しました。などのエントリーもあったが、何より盛り上がっていたのは神宮花火大会だった。

ブロガー	ブログ	神宮花火大会堪能譚
砂金信一郎氏	「Azureの鼓動」	私は1歳頃のウェンディと、遊んであげたこともあるのだよ。お忘れかい？
加藤和幸氏	「てくてくテクネコ」	ウェンディも見た、神宮花火大会。
加藤恭子氏	「きょこ　コーリング」	オラクルさんの花火イベントに行ってきました。
小俣光之氏	「プログラマー社長のブログ」	Oracle花火鑑賞会
山口陽平氏	「一般システムエンジニアの刻苦勉励」	神宮花火大会オラクル会場からPRについて考える
吉川日出行氏	「ナレッジ！？情報共有・・・永遠の課題への挑戦」	日本オラクルさんの本社で神宮花火大会を堪能

　日本オラクルの青山センタービルから神宮花火大会を鑑賞するという催しが行われ、オルタナブロガーも何人か参加していたのである。なお筆者は、Twitter経由でWeb中継もされていることを知り、ネットからの鑑賞と相成った。

　残り少ない夏休み。まだこれから花火大会が行われる地域もあるようなので、楽しんでみてはいかがだろうか。

　今回の「オルタナブログ通信」は、8月6〜12日にかけて「オルタナティブ・ブログ」へ投稿されたエントリーの中から、「地震」「Twitter」「携帯電話」といったキーワードに注目した。読者がオルタナティブ・ブログを読む際の参考にしてほしい。

　8月6〜12日を8月1週とした、過去8週分のオルタナティブ・ブログへの投稿状況を可視化したグラフを見ていただこう。

8月6〜12日を最新としたオルタナティブ・ブログのステータス

　お盆の時期に入ったが投稿総数は増え、8週ぶりの200本超えとなった。ただし投稿されたブログ数は微増、かつ1本のみ投稿したブログ数も増加している。ということは、一部のブロガーが多数投稿したことが、全体の投稿数を底上げしたということである。8月6日には屋代和将氏「オープンな日々」が新たにオルタナブロガーとして加わり、今後どのような推移を見せるのか注目されるところだ。

　今週になって、悲しいニュースが入った。「代替案のある生活」の高橋徹氏がお亡くなりになった。筆者は昨年参加したオルタナブロガーの定例ミーティングでお会いして名刺交換させていただいた。訃報を受けたとき、まさかという思いだった。ご冥福をお祈りしたい。

　それでは8月10日〜8月16日の週間アクセスランキングをみてみよう。

順位	週間アクセスランキング（8/10〜8/16）	前週
1	ソニーミュージックがiTunes Storeにやってきてるよ。しかも初音ミクで（CloseBox and OpenPod）	(↑圏外)
2	「Twitter禁止パーティー」が流行る日（シロクマ日報）	(初)
3	一瞬で消えた263曲（CloseBox and OpenPod）	(初)
4	「ゆっくり」のiPhoneアプリが出ていた件（CloseBox and OpenPod）	(↑10)
5	クレイ・シャーキー曰く「情報洪水などない。それはフィルタリングの失敗だ」（シロクマ日報）	(初)
6	「違法ダウンロード」が社会正義に反しないとはどういうことか （栗原潔のテクノロジー時評Ver2）	(初)
7	いよいよ ReTweet が Twitter の正式機能に（シロクマ日報）	(初)
8	「夏目漱石財団」なるものについて（夏目房之介の「で？」）	(↓1)
9	「IE6 No More」＝「 IE6対応は勘弁」というWeb制作関係者の心の叫びと現実解（坂本英樹の繋いで稼ぐBtoBマーケティング）	(↓5)
10	学校裏サイトで娘が実名で攻撃され、父としてメールを送ってみた。（けんじろう と コラボろう！）	(↑圏外)

　気になったのは、3位に入った松尾公也氏「CloseBox and OpenPod」の一瞬で消えた263曲。松尾公也氏が報告した出来事は、デジタルダウンロードの恐さも垣間見せてくれた。ただしその後のフォローによると、オムニバスアルバムに収録された曲だけは復活した模様だ。

　それでは8月6〜12日にかけて、オルタナブロガーがどのような話題に注目してきたのか、振り返ってみることにしよう。