厳しい環境下にあっても好業績を上げている企業は、会社の垣根を越えて情報を共有していることが、ITmediaの調査で分かった。社内外でスムーズな情報共有を実現することは、好業績企業になる秘訣のひとつといえる。
まだまだ先行きが見通せない日本経済だが、そんな中でも「自社の業績は好調」という企業がある。先ごろITmediaが実施した「企業におけるソフトウェア活用に関する調査」によると、好業績を上げている企業はソフトウェアを活用し、情報共有を効果的に行っていることが分かった。
グラフ1のように、3.5%の企業が「好調」、22.7%の企業が「やや好調」と回答しており、不況の中にもかかわらず、全体の約1/4の企業が好業績を実感している。
またグラフ1の回答と、情報共有の容易さ、範囲との相関関係を調べるため、それぞれをクロス集計した。特に「好調」と回答した企業では、「情報共有」について他とは顕著に異なる傾向が見られた。(グラフ2、グラフ3)
この結果から、『社内外でスムーズな情報共有を実現することが好業績企業になる秘訣のひとつ』といえるだろう。
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