1人で悩む必要なし! クラウド活用のポイントは「適切なサービス選び+サポート」(2/2 ページ)

» 2016年12月01日 10時00分 公開
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“解決策”を超えた助言を得るために

――障害時でのサポート以外に、パートナーには何が期待できますか。

パクえ ユーザーのビジネス支援に力を入れるパートナーも増えており、業務やビジネスの視点での、利活用における助言を得ることもできるでしょう。また、運用の過程では、パートナーの強みに応じて、回線からAzureまでをトータルで支援する仕組みや、オンプレミスも含めた保守運用、さらにPaaS(Platform as a Service)でもある開発環境としての前向きな活用方法といった提案も期待できます。

 そして、活用の前段階でもパートナーが果たす役割が大きくなっており、パートナーからの情報提供はより活発になっています。例えばソフトバンク コマース&サービスではAzureの導入から賢い活用法までの情報を取りまとめたWebサイト「Azure相談センター」の運営まで手掛けるほどです。ユーザーにとって、同サイトは貴重な情報源と言えますね。

Azure相談センターでは何をしてくれる?

ソフトバンク コマース&サービス ICT事業本部 EM本部 ビジネス企画室の中村真実氏 ソフトバンク コマース&サービス ICT事業本部 EM本部 ビジネス企画室の中村真実氏

 Azureを提供する日本マイクロソフトのパートナーとして、ソフトバンク コマース&サービスが開設した「Azure相談センター」。このサービスでは、導入前の段階からクラウドサービスに関するさまざまな疑問や質問に答えてくれる。設置の狙いは「Azureに対する各種の疑問解消を支援することで、お客様の利用のハードルをできる限り引き下げること」だとICT事業本部 EM本部 ビジネス企画室の中村真実氏。

 「弊社では、相談センターをいわば入口として、お客様の利用支援につながる各種の提案活動を行っています。

 具体的には、相談センターに寄せられた相談内容を基に、Azureを得意とする協力会社様や、約1万社のパートナー様の紹介、弊社が扱うセキュリティー、ストレージなどと組み合わせての提案などを行っています。また、ライセンス管理はとても煩雑な作業ですが、弊社はすべてのマイクロソフトのライセンスを取り扱っていることを生かして、マイクロソフト以外のさまざまなソフトウェアも含めたライセンスプランのコンサルティングも行っています。加えて、通信事業を手がけるソフトバンクグループの一員として、専用線接続をご提供する「ダイレクトアクセス for Microsoft Azure」などのネットワークを組み合わせた提案ができるのも、弊社の強みです。

 Azure相談センターへのアクセスを見ると、Azureの基礎知識に関するコンテンツが人気を集めており、Azureに対する関心の盛り上がりが伺えます。いち早く実利用に乗り出すためにも、まずは試しに、弊社に疑問を投げてみてください」(中村氏)


パートナーとともにシステム企画や課題への対処ができる

――パートナー企業は、リソースが切迫している情報システム部門にとって、まさに右腕になり得る存在というわけですね。

パクえ その通りです。パートナーに支援を仰ぐメリットは、自分たちではできないことやAzureに関する経験を、人を雇わなくても得られるところです。たとえ有償であっても、負担すべき総コストを抑えられ、各種のサービス品質も非常に高い。パートナーを利用すれば、まさにプロの助力を容易に得られるわけです。問題発生時のビジネスインパクトの大きさを考えれば、コスト以上の価値が十分にあります。また、アドバイスを元にしたシステム改善を通じ、サービスレベル、ひいては生産性の向上も見込め、これらのビジネス視点でのメリットを社内に訴求することで、パートナーとの契約承認も格段に通りやすくなるはずです。

 冒頭でもお話ししましたが、人的リソースが限られた中で行えることには限界があります。Azureを利用し、さらにパートナーと契約を結ぶことは、余力をより大きなものにするための現実的な策と言えるのです。

――パートナーと協力するうえでの“コツ”はありますか?

吉田パクえ

パクえ パートナーにも「できること」と「できないこと」があります。前者は当然、システム周りのサポートであり、自分では対応しきれない技術領域について任せることが基本となります。対する後者は、システムの将来的な方向性の決定など、社内の意見調整を伴う業務です。システム担当者はそのために、社内の意見により深く耳を傾け、その結果を元にしたシステム企画に軸足を移すことが求められます。この役割分担さえ理解しておけば、システムの改善サイクルをより円滑に回せるようになり、その結果、システム担当者はシステム整備の牽引役になれるのです。

 サポートプランはいくつもありますが、無理に高額なものを選ぶ必要はありません。大切なのは、「現状を補うには、何が最も必要か」という観点で選択すること。その結果、必然的に、今のシステムに何が欠け、何を改善すれば社員が前向きに仕事に向かえるのかを客観的に捉えられるようになるはずです。そうすれば、仕事を通じて見える景色も、自ずと変わってくるのではないでしょうか。


 日々のサポート業務に追われ、なかなか経営や現場の業務効率化に貢献できるような情報システム投資を検討する時間の余裕がない――。そんな課題を解決し、未来への布石を打つ余力を作るのがクラウド活用というわけだ。いざというときにも頼れるサポートなどを備えたAzureは、そんな情報システム部門の希望の光となるかもしれない。

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提供:ソフトバンク コマース&サービス株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia エンタープライズ編集部/掲載内容有効期限:2016年12月31日

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