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» 2019年09月13日 10時00分 公開

オンプレミスVDIの3つの課題を解消:手間をかけずにすぐできる働き方改革、利用が本格化する「DaaS」の魅力とは

企業が働き方改革に取り組むときの選択肢となる「VDI」。昨今はクラウドの活用が増え「DaaS」を使う企業も少なくない。VDIとクラウドの両方のメリットを最大限生かすDaaSの使い方を紹介する。

[PR/ITmedia]
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 昨今、働き方改革が叫ばれ、多くの企業で意識が変わり、取り組む企業が増えてきた。取り組みの1つとして、リモートワークや在宅勤務を実現する場合、社内システムにある業務アプリケーションに素早くアクセスし、普段と変わらない業務環境を整えることがポイントになる。

 普段から仮想デスクトップにアクセスする業務環境を利用していれば、いつどこからでもその環境にリモートアクセスして業務を継続できる。しかし、仮想デスクトップの仕組みを自社で構築し、運用できるのは、残念ながら大企業などのIT予算が潤沢にある組織に限られがちだ。

 その状況が変わりつつある。どういうことか。2人の有識者に話を聞いた。

働き方改革で再注目されるVDI

SB C&Sの吉田哲平氏(ICT事業本部 販売推進本部 ICTソリューション販売推進統括部 仮想化クラウド販売推進部 ソリューション推進課 課長)

 「VDI」(仮想デスクトップインフラ)に改めて注目が集まっている。働き方改革などに効果が期待できるからだ。「今まではVDIといえばオンプレミスで構築するのが一般的だった」と指摘するのは国内有数のディストリビューターであるSB C&Sの吉田哲平氏(ICT事業本部 販売推進本部 ICTソリューション販売推進統括部 仮想化クラウド販売推進部 ソリューション推進課 課長)だ。

 「これまでVDIというと、持ち出しPCからの情報漏えいを防ぐといったセキュリティ対策を理由に導入されるケースがほとんどでした。しかし、いつでもどこでも柔軟に働けることから台風や電車の遅延といった緊急時にも業務を継続する手段としてリモートワークを導入する企業が増え、それに適したITシステムとしてVDIが見直されるようになりました。今では、働き方改革の一貫でVDIを導入する企業はとても一般的です。オンプレミスでの構築コストの高さや運用の手間などから過去にVDI導入を見送った企業も、VDIを再検討しようという声は数多くあります」(吉田氏)

 VDIのデファクトスタンダードの1つが「VMware Horizon」(以下、Horizon)である。VDIのメリットは、デスクトップ環境をサーバで集中管理することで、ユーザーの利用デバイスや利用場所を問わず業務を遂行できることだ。これにより生産性が向上し、柔軟な働き方が実現できる。また管理面でも、データがサーバ側に集約されるのでデバイス紛失による情報漏えいを防止できる。集中管理によりOSやソフトウェアのアップデートを一元化でき、故障対応が容易になるといったメリットがある。

オンプレミスVDIの3つの課題を解消する「DaaS」

 ただ、Horizon含めてVDIをオンプレミスで構築する場合、無視できない課題もある。

 1つ目は、導入規模とコストだ。VDIは物理的にクライアントPCを導入する場合と比較して、サーバやネットワークスイッチ、ストレージなど、基盤構築のための機器を併せて購入する必要がある。そのため初期導入コストを適正化しようとすると、数百台規模のユーザー数が必要になり、金額も2000万円を超えることが普通だった。

 2つ目は、運用管理に予想以上に手間がかかることだ。分散した環境を集約すると、その分、運用管理コストは少なくなる。実際1000台のPCを物理的にキッティングするよりは、1000台の仮想マシンを作成した方がはるかに楽だ。

 だが、サーバOSや仮想化基盤などの管理が必要になる。細かなカスタマイズが必要な場合は、これらを全て管理できることが大きなメリットになる。しかしOSや仮想化ソフトウェア、仮想マシンなどのバージョンアップをできるだけ避けたいと考えるユーザーにとっては大きな負担になり、運用コストも多大になりやすい。

 3つ目は、スモールスタートがしにくいことだ。例えば、本社拠点50台からスタートし、1拠点ごとに50台ずつ増やしていくことは難しい。段階的に導入する場合でも、サーバやストレージといったインフラ構築の都合から、500台、1000台といった単位で増やしていく必要があった。

SB C&Sの野田泰宏氏(ICT事業本部 MD本部 ビジネスソフトウェア統括部 第2BSWマーケティング部 ビジネス販売支援課 課長)

 「VDIのメリットを維持しながら、こうした課題を解消できるようにしたのが『DaaS』(Desktop as a Service)です」と話すのは、SB C&Sの野田泰宏氏(ICT事業本部 MD本部 ビジネスソフトウェア統括部 第2BSWマーケティング部 ビジネス販売支援課 課長)だ。

 「SB C&Sが運営する『Azure相談センター』にも『オンプレミスVDIの運用管理から解放されたい』『オンプレにしか業務環境がないのは望ましくない』『Windows 7からWindows 10への移行に合わせてDaaSを構築したい』といった声が多数寄せられています」(野田氏)

 メールやファイルサーバに加え、営業管理、顧客管理といった業務をクラウドサービスとして利用するケースが広がったことで、デスクトップ環境をクラウドで利用することにも抵抗がなくなりつつある。クラウドのメリットである、サーバやストレージといったインフラの運用管理部分をサービス事業者に任せられ、VDIとクラウドが持つメリットを最大化できるのもDaaSの魅力的だ。

DaaSによりインフラの運用管理をサービス事業者に任せられる

 ちなみにAzure相談センターは、「Microsoft Azure」(以下、Azure)の基本的な知識から導入、実践的な活用までを紹介する情報ポータルだ。

「Horizon Cloud on Microsoft Azure」ならではの魅力とは

 DaaSへの移行ニーズに対してSB C&Sが提案するのが、Horizon環境をAzureに構築し、仮想デスクトップをサービスとして提供する「VMware Horizon Cloud on Microsoft Azure」(以下、Horizon Cloud on Microsoft Azure)だ。

 単にDaaSといった場合、クラウドに設置した「Windows Server」にあたかもクライアントPCのようにアクセスできるものや、「VMware ESXi」基盤でリモートデスクトップ接続サービスを提供するものなど、提供形態によって違いがある。Horizon Cloud on Microsoft Azureについて、吉田氏は「オンプレミスVDIのメリットを持ちながら、一般的なDaaSにはない特徴を備える」と違いを強調する。

 まずHorizon Cloud on Microsoft Azureは、上述したデスクトップ環境の集中管理や、生産性の向上と柔軟な働き方を実現するHorizonの利点をそのまま継承する。また管理面のメリットである、デバイス紛失による情報漏えいの防止、OSと基盤のアップデートの一元管理、故障対応の容易さも同様だ。

 加えて、DaaSの場合は初期導入コストを抑制でき、運用管理をVMwareやMicrosoftのサービス事業者に任せられる。また、機器調達のコストを考慮しなくてよいため、スモールスタートも可能だ。

 「DaaSであればオンプレミスVDIでは難しかった50台からのスモールスタートも可能です。大規模なエンタープライズ企業だけでなく、拠点や部門導入でもVDIを容易に利用できるようになります」(吉田氏)

Horizon Cloud on Microsoft Azureの構成イメージ

 さらに野田氏は、Horizon Cloud on Microsoft Azureならではの特徴として、「Office 365」や「Azure Active Directory」(Azure AD)との親和性の高さも挙げる。

 「Office 365で利用するデータセンターとHorizon Cloud on Microsoft Azureを提供するデータセンターが物理的に近くなり、高速な専用線『ExpressRoute』が利用可能です。この構成であればDaaSで、パフォーマンスが高く、遅延の少ないOffice 365を利用できます。また、Azure ADでIDを統合管理することで、既存のAzureを使った業務システムとの連携も容易になります。Windows 7からWindow 10への移行ではGPUリソースを追加することがポイントですが、Azureならば容易です」(野田氏)

Horizon Cloud on Microsoft Azureを使うことでDaaSであってもOffice 365を高パフォーマンスで使える

フリートライアルとAzure相談センターを有効活用

 VMwareはVMware ESXiを軸にした仮想化基盤「VMware vSphere」を持ち、Microsoftは「Hyper-V」を軸に「Azure Stack」などのハイブリッドクラウド基盤を持つため、一見対立する関係に見える。しかし、Horizon Cloud on Microsoft Azureに見るように、両者がそれぞれのテクノロジーパートナーやセールスパートナーなどとエコシステムを構築していて、今後、両者のパートナーシップはますます加速する見込みだ。

 「Horizon Cloud on Microsoft Azureは、既にAzureやHorizonを利用する企業だけでなく、これから利用したいと思っている企業にとっても使いやすいサービスです。クラウドサービスである以上、できるだけ手間をかけずにサービスの利用を開始したいというニーズがあります。すぐにDaaSを利用できるように両者の豊富なパートナーが基盤やネットワークの設定などを支援する体制を整えています」(吉田氏)

 ディストリビューターとしてのSB C&Sが提供する支援の仕組みの中で注目したいのがAzure相談センターでのサポートと情報提供だ。サポートは、Webサイトの問い合わせフォームから受けられる。

 「Horizon Cloud on Microsoft Azureについての情報を絶えずアップデートしつつ、ライセンスの問題や認証、セキュリティなど、DaaS利用に伴うさまざまな質問にも的確に答えられるようにしています」(野田氏)

 もう1つは、フリートライアルの実施だ。Horizon Cloud on Microsoft Azureは、Azureの利用料とVMware Horizon Cloudの利用料が必要になる。これらをセットで無料にするPoC(概念実証)プランの提供を開始し、より手軽にDaaSの利用を開始できるようにサポートする。

 セキュリティの観点だけでなく、働き方改革の面からも注目度が高まるDaaS。Horizon Cloud on Microsoft Azureは、Horizonのメリットを持ちながら、VMwareとMicrosoftの協業によるメリットを最大限に引き出したDaaSとして、現在の有望なソリューションの1つといっていい。フリートライアルやAzure相談センターを自社でのDaaSの展開に生かしたいところだ。

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提供:SB C&S株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia エンタープライズ編集部/掲載内容有効期限:2019年9月30日

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