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» 2019年09月10日 07時00分 公開

「Chrome OS」や「Wyse ThinOS」で「Win 10」に対抗:複雑化する社用デバイス管理から企業を解放? デルがシンクライアント向け新製品で目指す理想 (1/4)

デルおよびEMCジャパンが、ここ最近次々とシンクライアントデバイスの新製品を発表している。デバイスだけでなく、裏側のソリューションも含めた強化を図るという同社の狙いを聞いた。

[大河原克行,ITmedia]

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 デルおよびEMCジャパンが、シンクライアントデバイスの新製品を相次いで発表した。2019年9月3日に、仮想デスクトップ向けに「Google Chrome OS(以下、Chrome OS)」や「Dell Wyse ThinOS」を搭載したクライアントデバイスの新製品群は、Dell Technologiesが提供する各種製品群と組み合わせれば、クラウドおよび仮想環境を活用した環境をセキュアに実現できるという。

 今回、デルが発表した製品は以下だ。

  • 「Latitude 5400 Chromebook Enterprise」:ノートPC「Latitude」シリーズ初のクラウドネイティブ製品。14型ディスプレイを搭載した
  • 「Latitude 5300 2-in-1 Chromebook Enterprise」:世界初の自社ブランド「Chrome Enterprise」ソリューション。13型ディスプレイと第8世代インテルCore i7およびi5プロセッサーを搭載。デルは「ビジネスに最適な機能を搭載した製品」としている。
「Latitude 5300 2-in-1 Chromebook Enterprise」

 デルのクライアント・ソリューションズ統括本部クライアント製品本部コンサルタントの竹内裕治氏は、同日に行われた会見に登壇。今回の新製品が、働き方改革に向けたプラットフォーム「Dell Technologies Unified Workspace」を構成すると語った。

デル クライアント・ソリューションズ統括本部クライアント製品本部コンサルタントの竹内裕治氏

 「クラウドから全てのデバイスを仮想化し、導入、展開、セキュリティ、管理、サポートに至る全てのフェーズを支援できる包括的なソリューションを実現する。ここにデルの特徴がある」(竹内氏)

 会見には、Google Chromeで日本・アジアパシフィック地域統括を務めるニール・フレンチ氏も登壇。Latitude 5300 2-in-1 Chromebook Enterpriseについて、「全世界50カ国で販売する予定で、日本はその中でも重要な市場。多くの企業に活用してもらいたい」と語った。

Google Chrome 日本・アジアパシフィック地域統括のニール・フレンチ氏

 「Chrome OSは、セキュリティ重視の設計。アプリケーションへの簡単なアクセスも実現する。管理者とユーザーの双方に優れた利用環境を提案できる。クラウドを使う社員に最適化したOSだ」(フレンチ氏)

 フレンチ氏は、Google Chromeとデルとのパートナーシップが同製品にもたらすメリットにも言及。「これまでアプローチできなかった企業規模のユーザーにも提案でき、企業ユーザーに対する信頼性も高まる。製品とデルのサポートを組み合わせることで、企業ユーザーに適した環境を提供できるだろう。Chrome OSにとっては、新たな領域への展開につながる」と話した。

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