DX推進のためのERP導入の要点、企業のデジタル戦略に不可欠なものとはERPで経営管理は完結できるのか

計画、実績の比較データは部門ごとに分散し、ERPに集約しても有効活用には再集計が必要だ。投資に見合う効果が得られない理由は、経営管理のために必要な視点の欠落にある。不透明な時代の経営判断を間違えないために必要なものは何か。

» 2020年10月29日 10時00分 公開
[PR/ITmedia]
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 これまで企業は、ERP導入などの施策を通じて実績データの収集を進めてきた。しかし、それらは「経営者や経営企画部門が分析や計画策定に使える形」だと言い切れるだろうか。

 ERPから取り出したビジネスデータを部署や拠点ごとに手作業でまとめ直してレポートを作成し、経営層がそれを基にして計画を練ることが少なくない。それなりの金額を投じて作り上げた会計システムにデータが蓄積されているにもかかわらず、なぜそれらをもっと効率的に活用しようとしないのか。

 コロナ禍で先行きが不透明な現在、ビジネスを取り巻く環境変化をいち早く感知し、一手二手先を読む力が問われるが、過去と現在のデータを基に「未来」を読み取る力がなければ、この不確実な時代を生き抜くことは難しいだろう。

 企業が未来を読み取る力を得るためには、今の業務プロセスをどのように変え、組織はどうマインドチェンジするべきなのか。日本企業が抱えるデータ活用の課題と今後の歩むべき方向について、ファイナンスのDX(デジタルトランスフォーメーション)で急伸するBoard Japan(以下、Board)の篠原史信氏とNTTデータ グローバルソリューションズ(以下、NTTデータ GSL)の八木将樹氏との対談から答えを探る。

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