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» 2020年12月08日 10時00分 公開

「映画の個性に合わせたコンテンツ」が必須:「なんだか平凡」は許されない 超短期間で個性派コンテンツを制作する方法

多種多様な映画をそれぞれのターゲットに届けるためには、映画の魅力を伝えるコンテンツやキャンペーンを提供する必要がある。それを実現するために、ムービーウォーカーはさまざまなサービスを迅速に開発する仕組みを構築した。

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 ムービーウォーカーはデジタル映画鑑賞券「ムビチケ」を主軸に、映画業界の“オンリーワン映画総合プラットフォーム”を目指す企業だ。映画メディアの発行や運営、各種関連コンテンツの制作、広告宣伝、広告代理業など、B2BとB2C向けに幅広いサービスを展開している。

 同社は映画の配給会社、興行会社などを顧客に持ち、各社のニーズに合わせてさまざまなサービスを組み合わせて提供してきた。昨今はWebやSNSを活用した情報発信が一般化して、顧客の要求はさらに多様化している。画一的なCMSツールで全ての案件に対応するのは難しくなり、ニーズに合わせた都度対応による負担の増大が課題となっていた。

 そこで同社はサービスの開発環境を刷新した。その結果、プログラミングに不慣れでも容易にカスタマイズできるWebコンテンツを作成できるようになったという。SNS投稿プレゼントキャンペーンや読者参加型の特集ページといったインタラクティブなコンテンツの作成、アンケートの集計や分析の自動化も可能にした。

 複雑化する顧客の要望に対してムービーウォーカーはどのように対応環境を整えたのか。同社の小川啓太氏(メディア事業局 コンテンツ事業部 制作課)と魚田 いおり氏(プラットフォーム事業局 プラットフォーム事業部 デジタルメディア課)に話を聞いた。

「オンリーワン映画総合プラットフォーム」を目指す

 「ムビチケ」は全国の映画館で利用できる、ネットで座席指定可能なデジタル映画鑑賞券だ。ムービーウォーカーが提供する映画鑑賞券には、オトクな「ムビチケ前売券」と各種ポイントとの交換で購入できる「ムビチケ当日券」の2種類がある。同社の設立当時は、映画の前売り券といえば「座席指定のできない紙のチケット」だった。そのため、ネットで手軽に座席指定できるムビチケは映画ファンにとって画期的なサービスだった。

ムービーウォーカーの小川啓太氏

 同社のもう一つの中核事業に、映画メディアの運営がある。紙媒体の雑誌「月刊シネコンウォーカー」と「月刊イオンエンターテイメントマガジン」の編集や制作、発行を手掛け、全国の映画館で配布している。TOHOシネマズのエンターテインメント誌「TOHOシネマズマガジン」やシアターカルチャーマガジン「T.」なども、同社の編集、制作によるものだ。Web媒体では映画専門サイト「MOVIE WALKER PRESS」を運営し、スマートフォン向けには映画情報の検索やチケット購入、スケジュール確認、鑑賞記録などに対応したワンストップ映画アプリ「MOVIE WALKER」を展開している。

 「映画ファンと映画事業者それぞれに最適な価値を提供する“オンリーワン映画総合プラットフォーム”を目指して、映画のキャンペーンに関するコンテンツを作成し、チケットサービスと組み合わせてさまざまなメディアに展開しています」(小川氏)

個々の映画に合わせたコンテンツを迅速に制作するために

 映画のプロモーションや情報は、作品それぞれの内容やイメージに沿って提供する必要がある。似たり寄ったりのデザインでは、ファンの興味が薄れてしまうためだ。映画の魅力を正しく伝えてファンの興味を引くためにコンテンツも企画もカスタマイズし、SNS連携やユーザー参加型のキャンペーンを打つケースもある。ムービーウォーカーは顧客の要望を基に、それらに対応していた。

 しかしWebやSNSを活用したプロモーションが一般的になるにつれて要望は高度化/複雑化し、案件ごとの対応が難しくなってきた。そこで、B2BのキャンペーンやB2Cのコンテンツを効率的に制作できる仕組みの構築が必要になったという。

 「映画情報は、公開のタイミングに合わせることも重要です。世界同時公開の映画に関する大型企画の場合、情報は極めて厳しく統制されます。公開直前まで情報が提供されず、ギリギリまで改訂作業が続くこともあります。そのため、短期間でのコンテンツ制作とカスタマイズに対応するツールが必要でした」(小川氏)

 しかし、一般的なCMSは画一的なページの制作に特化しており細かなニーズに応えるのは困難だった。HTMLやCSSのカスタマイズができても、顧客が本当に求める“映画ファンやターゲットに響く”キャンペーンやコンテンツを効率的に提供するのは難しい。

 そこでムービーウォーカーは、パイプドビッツのWebアプリケーション構築プラットフォーム「SPIRAL」に注目した。JavaScriptやPHPなどのスクリプト言語に対応し、細かな要望に合わせたWebコンテンツを迅速に制作できる。それだけでなく、マークアップ言語やスクリプト言語に不慣れなスタッフでもCMSのような感覚で手軽に扱える。同社はSPIRALこそ必要な製品だと判断し、導入を決定した。

応募フォーム、SNS連携、アンケート分析──アイデアを形にできるSPIRAL

SPIRALのテンプレートで制作したフォーム

 ムービーウォーカーはSPIRALに幾つかのテンプレートを準備し、担当者が案件ごとにテンプレートを選んでカスタマイズする方式を採っている。フォーム機能を持つテンプレートを利用すれば、映画監督やキャストがユーザーからの質問に答える企画の質問募集ページや、試写会やプレゼントキャンペーンの募集ページなどを素早く制作できる。

 「2019年に実施した『Best Movies of 2019』では、映画ファンのコメントや投票を特設ページやSNSで紹介するキャンペーンを実施しました。募集ページでコメントを登録すると、自動で『Twitter』などのSNSに投稿してMOVIE WALKER PRESSのSNSアカウントを自動でフォローする機能を設けました。SNSに投稿されたコメントは特設ページに随時集約し、そのコメントの拡散数も掲載しました。全てSPIRALの機能を利用し、短期間で開発と実装ができました」(魚田氏)

 同氏はSPIRALの活用に当たって、パイプドビッツの親身なサポートに大いに助けられたという。

 プレゼントキャンペーンでは、プレゼントの送付先として個人情報を取り扱うため安全性の高い登録フォームが必要となる。そこで魚田氏はパイプドビッツに相談して、当選したアカウントのみがログインできる募集フォームをSPIRALで作成した。

ムービーウォーカーの魚田 いおり氏

 「私はITに不慣れで、SPIRALでWebアプリケーションを作成するのも初めてでした。しかしパイプドビッツのエンジニアから丁寧な説明を受け、そのおかげでプレゼント企画は成功しました。セミナーや解説動画なども豊富で、SPIRALを扱ったことのないスタッフでも始めやすいと感じています」(魚田氏)

 ある企画では、プレゼントの応募状況やアンケートの集計結果をリアルタイムで表示するWebページを制作した。これにより、集計作業なしで企画の関係者全員が成果をすぐに確認できるようになった。

 「SPIRALの機能を理解すれば、高度なITやプログラミング知識がなくてもアイデアを形にできます。それがSPIRALの最大の価値と言えるでしょう。今後も私たちは、さまざまな企画やコンテンツを通じて映画の楽しさを伝えていきたいと考えています。その中で、SPIRALは大いに活躍してくれると期待を寄せています」と、小川氏は高く評価し、今後の活用にも前向きな姿勢を見せた。

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提供:株式会社パイプドビッツ
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia エンタープライズ編集部/掲載内容有効期限:2020年12月27日