住友商事のイノベーションラボはWeb運用をどう効率化した?

» 2023年09月05日 10時00分 公開
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 住友商事の「MIRAI LAB PALETTE」(以下、PALETTE)は多様なパートナーとのコラボレーションを推進する会員制オープンイノベーションラボだ。ワークショップやスタートアップ企業によるピッチイベントやメンバー企業とのミートアップなど、さまざまなイベントを開催しており、情報発信頻度も高い。

 同社は、世界で2億人以上が使っているWebサイト作成ツール「Wix」をPALETTEのWebサイト構築・運用に活用している。プログラミングやデザインの知識がなくてもノーコードで簡単にWebサイトを作成できる。PALETTEを統括する村木祐介氏は「Wixの導入で、これまでわれわれが抱えていた多くの課題が解決しました」と語る。

MIRAI LAB PALETTE Webサイトのトップ画面(出典:住友商事提供画像)

「1行追加するだけで1週間」 委託で犠牲になるスピードとコスト

 Wixの導入前、住友商事はPALLETEのWebサイトの運用管理を制作会社に委託しており、スピードとコストの面で課題を抱えていたという。

 PALETTEを運営する鎌北雛乃氏(コミュニティ マネージャー)は「文を1行追加するだけでも、変更が反映されるのに数日から1週間程度の時間がかかることもあり、更新が発生するたびに維持管理費とは別に作業料が発生していました」と当時を振り返る。

 PALETTEを担当するメンバーがWebサイトをリアルタイムで更新できるツールが必要だった。

 「PALETTEのWebサイトで実現したいことを棚卸しした結果、別のプロジェクトで利用していたWixなら全て実現できると判断しました」(鎌北氏)

 導入に当たって、Wixの導入支援を手掛けるWixerDesignの平川亮二氏に協力を仰いだ。2023年4月に相談を持ち掛け、Webサイトの改修を経て2023年6月には運用にこぎ着けたという。

 平川氏は「PALETTEチームの要望が明確だったため、必要な機能の選定や利用シーンを想定したカスタマイズを迅速に実施できました」と語る。

イベント管理やEC、セキュリティも 充実の機能でビジネスをサポート

 Wixはドラッグ&ドロップによる直感的な操作で文章の挿入や画像の差し替え、問い合わせフォームの作成などが可能なため、サイト構築後の運用は全てPALETTEの運営チームが行っている。

 Wixには決済システムやメルマガ配信、訪問者の回遊状況を分析するアクセス解析ツールなども備わっている。Eコマースや予約システム管理などもでき、ビジネスの成長に合わせて新機能を追加できる(一部有料機能あり)。

 Wixで作成したWebサイトはセキュリティも堅牢(けんろう)だ。同サービスは24時間365日マルウェアやDDoS攻撃を監視しており、やりとりされるデータは暗号化されるためユーザーが独自にセキュリティ対策を講じる必要はない。バグバウンティープログラム(バグの発見に報奨金を支払う仕組み)も設けており、ホワイトハッカーの支援も受けている。

 Wixの導入で劇的に変化したのはイベント告知に関する作業だと鎌北氏は力説する。

 「Wix導入前はWebサイト作成とイベント管理を別のツールで実施しており、イベントの申し込みフォーム作成や電子メールの送付・回収、イベント直前のリマインドなどの一連の作業で複数のツールを横断する必要があり、煩雑でした。Wixであれば作業ごとにツールを使い分ける必要がなく、大幅に作業を効率化できました」

Wixはエンタープライズグレードのプライバシーとセキュリティ規格に準拠(出典:Wix提供画像)

新規ビジネスの成長に寄り添うWebサイト作成ツール

 ノーコード/ローコードでWebサイトを作成できるツールは複数存在するが、PALETTEの村木氏によればイベント管理やアクセス管理といった機能まで利用できるツールは少なかったという。

 「企業向けのWebサイト作成ツールは必要以上の機能が満載で価格が高く、自社のニーズに合ったものを見つけるのが難しいのですが、WixにはPALETTEに必要な機能がしっかりと 備わっていました。プロジェクトの規模に応じて必要な機能を順次追加できることもうれしいポイントでした」

 村木氏は「スモールスタートで自分たちがやりたいことを形にし、ビジネスを育てていく。Wixはそうした新規事業の立ち上げに最適なツールだと確信しています」と強調した。

写真左から村木氏、鎌北氏、平川氏

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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia エンタープライズ編集部/掲載内容有効期限:2023年9月13日