インフォプラントは1月24日、iモード公式サイト「とくするメニュー」を活用した定例リサーチで、「携帯電話の有料サイト利用」に関する調査を行った結果を発表した。2005年12月23日から2006年1月3日まで、全国のiモードユーザーを対象に調査を行ったもので、有効回答者数は6366人。
携帯電話で利用している有料サイト数については、「1個」という回答が24.8パーセントと最も多く、「2個」が17.8パーセント、「3個」が16.2パーセントと続いた。また「1個」から「7個以上」を合わせた有料サイト利用者層は、全体の8割弱を占めたという。
利用している有料サイトの種類では、「着信メロディ」が44.1パーセントで最多。次いで「ゲーム」が32.8パーセント、「音楽・映画・芸能」が27.4パーセント、「着うた」が22.6パーセントとなった。男女別では、男女ともに「着信メロディ」が最も多く、男性は「ゲーム」と「着うた」が、女性は「音楽・映画・芸能」と「ゲーム」が続いた。
「天気」「新聞・ニュース」「スポーツ(ニュース)」「パチンコ・競馬などの公営競技」サイトは男性の利用者が多く、「待受画面」「占い」「メール・デコメール」は、女性利用者の利用率が男性を上回った。そのほか、男女ともに年代が低いほど「着うた」の利用率が高く、「乗換案内」「地図・道路情報」は年代が上がるにつれて、利用率が上昇している。
なお、 携帯電話の有料サイトの情報入手経路としては、「他のiモードサイト」という回答が66.4パーセントで最多。次いで35.5パーセントの「携帯電話のメール」、25.1パーセントの「本・雑誌」という順になった。男女別では「本・雑誌」は男性、「携帯電話のメール」は女性で多く、年代別では、年代が上がるほど「携帯電話のメール」からの情報入手が多く、「口コミ」は男女ともに19歳以下で多かったという。
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