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ドコモ、2005年度連結決算は、減収増益
NTTドコモが4月28日、2005年度の連結決算を発表。営業利益は6.2%増の8326億円を計上したが、当期純利益は18.3%減の6105億円となった。
NTTドコモは4月28日、2005年度連結業績を発表した。営業収益は前年度比1.6%減の4兆7659億円。営業利益は6.2%増の8326億円を計上し、当期純利益は前年度比18.3%減の6105億円となった。
ドコモの中村維夫社長は、連結営業利益が前年比485億円増加した理由について、解約率の低下と端末ラインアップの強化を挙げている。解約率は前年度比0.24ポイント減の0.77%に改善され、FOMAへのマイグレーションも、よりセグメントされたユーザー向けの「キッズケータイ」などが好調で、順調に進んでいるという。
2006年度の連結業績予想については、営業収益が当年度比1.5%増の4兆8380億円、営業利益が2.7%減の8100億円とし、当期純利益は当年度比20.1%減の4880億円を見込んでいる。
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2004年度決算を発表したドコモ。営業収益、営業利益ともにダウンとなった。しかし減益の要因ともなった各種料金割引が功を奏し、解約率は下がっている。
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