英調査会社Informa Telecoms & Mediaは、携帯電話などのモバイル機器向けの広告費が、2011年には113億5000万ドルに達する見通しだと発表した。安価で高品質なモバイル機器の登場、高速モバイルネットワークの普及により、モバイル機器向け広告は今後急成長を遂げそうだ。
同社はモバイル契約数は2006年末には21億件を超え、2011年には40億件に達すると予測する。ただし、これら大多数のユーザーに広告を配信するには、相手の受け入れ態勢、技術(画面サイズ、帯域、キャリアと端末の相互接続性など)を考慮する必要がある。
Coca-Colaが2002年ごろから、Peugeotが2004年ごろから、実験的にモバイル広告を展開している。2007年にはこれら広告費が2006年から倍増、15億ドルを超える見込みだ。
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