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オークション連動のiモード向けSNS「オクトモ」――NTTドコモ、楽天
楽天とNTTドコモが共同出資する楽天オークションは、11月20日からiモード向けSNS「オクトモ」を開始する。同社のネットオークションサービス「楽天オークション」と連動するケータイSNSだ。
楽天とNTTドコモが共同出資する楽天オークションは11月13日、同社のインターネットオークションサービス(11月13日の記事参照)と連携するiモード版ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)「オクトモ」を、11月20日から提供すると発表した。
オクトモは楽天オークションにSNSを組み込んだケータイコミュニティーで、100種類以上のアバターや、ひとこと日記などの機能を備える。アバターの種類の追加や、パーツのカスタマイズ機能なども今後提供する。
オークションを通じて知り合った相互認証ユーザーは「オク友」と呼ばれ、オークションについての情報交換や取引が可能。自分のプロフィールと同時に出品アイテムをアピールでき、趣味嗜好の近いユーザーのプロフィールやアイテムをチェックするなど、物単位ではなく人単位で出品商品を選ぶことができるという。
また、任意のワードを登録することで、商品検索が簡単に行え、同じワードを登録しているユーザーとのマッチングを自動的に行うことで、オク友へ誘うことができる。オク友同士のグループの作成もできるほか、お互いの出品をメールで通知する機能などユーザー間での取引を活性化する仕組みを用意した。今後は、オク友限定オークションの機能なども提供する。
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