現場力を鍛えるこれからのBI

「BIを現場で使う?」と首をかしげる人も実際にはまだ多いのではないだろうか。これまで、BI(ビジネスインテリジェンス)ツールは経営層が中心になって使うものと理解されてきた。つまり経営分析に利用されてきたわけだ。しかし、調査資料などによると現実には課長クラスの中間層、あるいは、それよりも現場に近い人たちが主としてBIを利用する時代が来ている。今回の特集は「BIツールを使って現場力を高めましょう」という話ではない。ERP、CRMなどの各システムから抽出されるデータを使って、より正確に顧客や市場のニーズのど真ん中を射抜く戦略を練り、迅速に行動に移すことができる企業が本当の勝ち組企業になれる可能性を秘めているということを、各方面への取材で検証してみようというものだ。情報戦略に本当に長けた会社になるためのヒントを追った。

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現場力を鍛えるこれからのBI:

勝ち組企業になりたければBIを浸透させよ

BIの現場活用の実態とこれからについて論じてきたが、最後に現場活用を本当に全社的に進めるための方策と、情報活用を人任せにしている会社とそうでない会社に広がる差について考察してみた。 (4/24 07:00)


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現場力を鍛えるこれからのBI:

BIと知らずにBIを利用する環境

前回はBIの現場活用に立ちはだかる壁ついて述べた。今回はBIを組織の中で浸透させていく方策について考えてみたい。ユーザーに対してBI活用を特別な作業と意識させないことが大切のようだ。 (4/17 07:00)


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現場力を鍛えるこれからのBI:

現場力を鍛えるBI活用に立ちはだかる壁

前回、BIを現場の実務に直結した形で利用する傾向が強まっているという説明をした。今回は、そうした傾向に水をさす、組織的な問題について論じてみたい。内部統制など経営の透明性を図るためにもBIの利用は今後、不可欠なものになっていくと考えられるが、ツールを導入すれば全てうまくいくというものではない。情報活用につまづいてしまう落とし穴を探る。 (4/7 07:00)


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現場力を鍛えるこれからのBI:

「インテリジェンス」生み出すビジネスマンが主役に

経営層が経営分析に利用してきたBI(ビジネスインテリジェンス)が一般社員層にまで広がってきている。こうした流れは90年代初頭から始まった。現場の仕事にBIは直接利用でき、うまく活用すれば「現場力」を確実に高める成果を上げられるという認識は、すでに先進企業では常識となっているようだ。インテリジェンス=知恵を武器にビジネスの現場を戦う企業とはどんな組織なのかを探った。 (4/3 07:00)


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