ニュース
BEA World開幕へ、「SOAは企業のIT戦略」とBEA幹部:BEA World 2005 Santa Clara Report(2/2 ページ)
BEA Worldを翌日に控え、BEA Systemsはアジア太平洋地域のプレスを対象に同社のSOA戦略をブリーフィングした。「SOAは企業のIT戦略」とグラハム副社長は話す。
彼が示したポータルのシェアの推移によると、シングル・サービス・ネットワーク・モデルに基づくSOAを推進するIBM、BEA、Tibcoなどがシェアを伸ばしており、特にBEAは36.8%増という最大の伸び率で首位のIBMを追いかける。逆にSAPは大きくシェアを落としており、Oracleはシェア自体がさほど大きくないうえに、伸びもわずかにとどまっている。
ポータルのシェアとSOAの推進傾向との間に明瞭な関連が見られるかどうかはさらに今後を見ないと確信が持てないが、データの読み方として興味深い。
BEA World 2005は明日開幕し、基調講演などが始まる。
関連記事
- 宇宙船デザイナーも登場、多彩なゲストが技術革新を語る
- BEAがリアルタイム版WebLogic Serverを発表、エッジ用途版も準備中
- 「SOAのリーダー」を宣言するBEA
- 「Think liquid」──SOAで企業システムを簡素化するとBEAのチュアングCEO
- BEA、SOAの基盤となる新製品「AquaLogic Service Bus 2.0J」をリリース
- BEAが身売り説を一蹴、2億ドルでPlumtreeを買収へ
- 日本BEA、ゼロ・ダウンタイムを実現する「WebLogic Server 9.0J」発表
- SOAは間違いなく現実解に――米ベリングポイントCTO
- 日本BEAシステムズ、7月7日より「BEA AquaLogic」ファミリー第一弾を発売
- 「アプリケーション・スペシャリスト」がBEAの新ターゲット
- AquaLogicでサービス基盤の橋頭堡を築くBEA
- BEA、SOAファミリー「AquaLogic」を発表
- オープン化を見越したBEAが取り組むSOAのサポート
- 企業ポータル構築に新たな選択肢を提供するBEA
- SOAにまつわる「現場と上のギャップ」
- J2EEの舞台はSOAへ、プラットフォーム選択へのシフト
- Apache Beehiveとは何か――BEAがOSSで築くSOA基盤
- BEAのチュアングCEO、SOAとオープンソースを語る
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.