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日立電サ、PCデータのバックアップをSaaSで提供:2009年4月に開始予定
日立電子サービスは、専用のソフトウェアをインストールして、クライアントPCのデータを自動でバックアップするSaaS型サービスを、2009年4月に提供する。
日立電子サービス(日立電サ)は11月13日、クライアントPCのデータをデータセンターでバックアップするSaaS(サービスとしてのソフトウェア)型のサービスを、2009年4月から提供すると発表した。価格は検討中としている。
サービス名は「安心バックアップサービス」。これは、オンラインストレージと自動バックアップサービスをオンデマンドで提供するもの。バックアップデータを送信するためのソフトウェアをクライアントPCにインストールすると、前回バックアップしたデータとの差分を抽出し、差分データを自動で圧縮/暗号化してバックアップする。専用のデータセンターで、暗号化したデータを1カ月管理する。
PCの故障や入れ替え、事前災害などでPCが使えなくなった場合でも、保管しているデータを使うことができる。データを誤って削除した場合にも、バックアップしたデータを使える。保管したファイル単位での復元も可能だ。
同サービスのインフラには日立電サのデータセンター構築・運用ノウハウを適用。基盤のソフトウェアには、Iron Mountain Digitalの製品を使う。SaaSとして提供するため、インフラ設備の準備やシステム構築などは必要としない。
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